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  • 南海トラフ地震/実効性ある避難計画を

    2018年12月31日

     政府の中央防災会議が、南海トラフ巨大地震の対応方針をまとめた。東海沖から九州沖までの長い震源域の半分で大地震が起きた際、残り半分での大地震に備えて被害が予想される沿岸の住民らに1週間程度、一斉避難を

  • そんなに急いでどこへ行く

    2018年12月30日

     「狭い日本 そんなに急いでどこへ行く」。1970年代に流行した交通安全標語を思い出した。東京など都会地の鉄道会社が「駅のエスカレーターは歩かず2列に並んで利用を」と呼び掛けている、と報じられたからだ

  • 働く外国人の支援/実現の道筋が見えない

    2018年12月30日

     外国人労働者の就労を大幅に拡大する新制度を巡り、政府は運用全般にわたる基本方針と、受け入れ見込みの人数など業種ごとの分野別運用方針を閣議決定するとともに、外国人との共生に向けた総合的対応策を関係閣僚

  • デルフトブルーの仁王像

    2018年12月29日

     勇壮な青い仁王像の平面画が島根県奥出雲町の横田コミュニティーセンターに飾られている。青はオランダの伝統技法デルフトブルー。かつて輸入した有田焼の染め付けに憧れたオランダ人が生み出し、日本とのゆかりが

  • TPP発効へ/通商新時代の幕開けだ

    2018年12月29日

     環太平洋連携協定(TPP)が30日発効する。日本、カナダ、シンガポールなど11カ国で構成、国内総生産(GDP)の合計は約10兆ドル(1100兆円)、世界の13%に相当する。さらに約1カ月後の来年2月

  • 今年逝った有名人

    2018年12月28日

     津川雅彦、樹木希林、桂歌丸、西城秀樹、星野仙一…。今年亡くなった各界著名人たちを振り返ると、いずれもその道で強い存在感を示し、個性にあふれていた。押し出しが強過ぎてあくを漂わせる人もいたが、飄々(ひ

  • 安倍政権7年目に/1強の弊害にも目を

    2018年12月28日

     現在の安倍政権が7年目に入った。2012年12月末の政権復帰後、安倍政権は4回の衆参両院選挙を勝ち抜き、安定した政権運営を続けてきた。大規模金融緩和と財政出動によって景気浮揚では一定の成果を上げたと

  • 本屋がない

    2018年12月27日

     本紙の読書欄では記者が交代で毎週書評を書いているが、出先の記者は取り上げる本を決めるのが一苦労という。目当ての本を探せるだけの十分な品ぞろえのある店は、山陰両県を見渡しても限られるからだ▼ネット販売

  • IWC脱退表明/利益少ない拙速な決定

    2018年12月27日

     日本政府はクジラ資源の管理を担う国際捕鯨委員会(IWC)からの脱退を表明した。商業捕鯨の再開を目指すためとしているが、その見通しは不透明だ。その上、異例の国際機関からの脱退は、国際社会から協調軽視だ

  • 「当たり前」の反対の言葉

    2018年12月26日

     「当たり前」の反対の言葉は何だと思いますか。中高生を対象に「命の授業」を続ける出雲市斐川町の江角弘道さん(73)は授業でこう投げ掛ける。当たり前だと思っていたことが、一瞬にして暗転することがある▼平

  • 株価2万円割れ/今後の動きに要警戒だ

    2018年12月26日

     東京株式市場の日経平均株価(225種)が急落、節目とされた2万円を割り込んだ。米株価の大幅下落や経済政策を巡るトランプ大統領の迷走から、売りが売りを呼ぶ展開になった。実体経済自体は堅調で、いたずらに

  • サンタクロース

    2018年12月25日

     今朝、枕元にプレゼントがあった子どもたちもいたことだろう。昨夜はサンタクロースさんは大忙し。世界中の子どもに届けるには何人役が必要だったのか。漢字で「馴鹿(じゅんろく)」と書くトナカイは、その何倍も

  • 防衛予算/拡大路線でいいのか

    2018年12月25日

     2019年度当初予算案の防衛費は、米軍再編関係費などを含め5兆2574億円と過去最大を更新し、第2次安倍政権の発足以降、7年連続の増額となった。 政府は先に決定した新たな防衛力整備の指針「防衛計画の

  • すてきな「クリぼっち」

    2018年12月24日

     <クリスマスが今年もやって来る>。この時季、テレビCMでおなじみのフレーズ。出雲市出身のシンガー・ソングライター竹内まりやさんの「すてきなホリデイ」の一節だ。夫の山下達郎さんの名曲「クリスマス・イブ

  • 2019年度予算案/財政再建が遠のいた

    2018年12月24日

     政府は一般会計総額が過去最大の101兆4564億円となった2019年度予算案を閣議決定した。消費税増税対策費が2兆円超に積み上がり、社会保障費と防衛費も最高額を更新し歳出規模が膨張、財政再建からは遠

  • 山陰の魅力や強み/外国人の視点で再評価を

    2018年12月23日

    山陰インバウンド機構代表理事 福井 善朗 2019ラグビーワールドカップがいよいよ日本にやってくる。前回大会で旋風を巻き起こした「桜のジャージー」の活躍はもちろん楽しみだが、大会を通じて一番の話題はニ

  • ふるさと納税の使い道

    2018年12月23日

     鳥取県江府町が25日からふるさと納税制度を活用して、新築移転する庁舎の建設費を募る。返礼品での競争激化が論議になる中、制度の可能性にあらためて気付かされた。ふるさと納税の使い道に庁舎建設を設定する例

  • 最後の天皇誕生日/言行一致に頭が下がる

    2018年12月23日

     天皇陛下は在位中最後となる85歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち記者会見し「即位以来、日本国憲法の下で象徴と位置付けられた天皇の望ましい在り方を求めながら、その務めを行い、過ごしてきた」と振り返っ

  • なれ合いの国

    2018年12月22日

     中国経済を研究している経済学者の梶谷懐氏によると、中国の政府と国民の関係はなれ合いだという。自身の著書「中国経済講義」で喝破する。政府が法律を作ると、国民はその裏をかいて規制をかいくぐろうとするが、

  • ゴーン前会長再逮捕/慎重かつ徹底した捜査を

    2018年12月22日

     東京地検特捜部は日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者を会社法の特別背任容疑で再逮捕した。10年前に私的な取引で生じた18億円余りの損失を日産に負わせ、損害を与えた疑いが持たれている。役員報酬の虚

  • 地域の知恵

    2018年12月21日

     「カメムシが多い年は雪が多い」というが、浜田市内では今秋、カメムシが多かった。縦横無尽に飛び回り、ベランダに干した洗濯物にも潜む。あまりの多さに、屋外へ追い出す作業は慣れっこになってしまった▼問題は

  • 強制不妊被害の救済/当事者の思いに応えよ

    2018年12月21日

     旧優生保護法の下で1948~96年、知的障害などを理由に2万5千人もの人たちに施された不妊手術を巡り、与野党の国会議員が「おわび」と一時金の支給を柱とする被害者救済法案の基本方針を取りまとめた。今後

  • オトナ語

    2018年12月20日

     夫婦間で妻が夫を呼ぶときに使う「あなた」。男性にとっては心地よい響きの二人称代名詞だ。が、これを職場や学校で上司や先生に向かって「あなたは-」と使うと大変。普通は失礼にならないように「部長」や「先生

  • 中国改革開放40周年/公正な新興大国目指せ

    2018年12月20日

     中国が改革・開放政策に転換して40年。2010年には日本を抜いて米国に次ぐ世界第2の経済大国となった。1強体制を固めた習近平国家主席は現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」を打ち出し、世界を舞台に

  • ブルータスは誰?

    2018年12月19日

     日産自動車の前会長カルロス・ゴーン容疑者の逮捕から1カ月になる。逮捕当時、フランスの経済紙が日産の西川(さいかわ)広人社長を「ブルータス」に例えた。腹心として仕えた古代ローマの将軍カエサルを裏切った

  • 防衛大綱/専守防衛の有名無実化だ

    2018年12月19日

     軍備拡張路線が鮮明になった。18日に閣議決定された新たな「防衛計画の大綱」と中期防衛力整備計画(中期防)は宇宙、サイバー、電磁波といった新領域への対応を前面に打ち出す一方、憲法に沿った「専守防衛」を

  • 最後まで重んじた「和」

    2018年12月18日

     「宇津さんが亡くなった」。14日朝、都内の国会議員事務所を訪ねた際、予期せぬ訃報に驚かされた。5期17年半にわたって浜田市長を務めた宇津徹男氏が75歳で死去した。残念な思いを抱くとともに、柔らかな笑

  • パリ協定のルールで合意/覚悟問われる温暖化対策

    2018年12月18日

     ポーランドでの国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は、2020年に始まるパリ協定の実施ルールを採択した。先進国と発展途上国に共通の厳格なルールの下で温室効果ガスの排出削減を進めるこ

  • 罰金倒産

    2018年12月17日

     来年から急速に拡大する自由貿易をビジネスにどう生かすかをテーマに、しまね産業振興財団が開いた講座に出席してみた。米国を除く11カ国による環太平洋連携協定(TPP)に続いて、来年2月には日本と欧州連合

  • あおり運転事故判決/適用の「壁」を越えた

    2018年12月17日

     神奈川県内の東名高速で昨年6月、一家4人が乗ったワゴン車を「あおり運転」で停車させ、後続のトラックによる追突事故で夫婦を死亡させたとして危険運転致死傷罪などに問われた被告の裁判員裁判で、横浜地裁は懲

  • カミュの「不条理の哲学」/水木氏も信奉者のひとり

    2018年12月16日

    境港市観光協会会長 桝田知身 50年以上前になろうか、ノーベル賞作家アルベール・カミュを愛読していたことがある。カミュには『シジフォスの神話』という哲学的評論があり、小説の代表作『異邦人』の不条理哲学

  • 外国人と生きる

    2018年12月16日

     外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法が成立した。国会での議論を聞きながら、25年ほど前に東京で過ごした大学時代を思い出した。バブル経済の最後の時期で、アルバイト先のピザ屋にイラン人男性がい

  • 2019年度税制改正大綱/あるべき姿の論議を

    2018年12月16日

     与党が決定した2019年度税制改正大綱は、自動車や住宅関連の減税を中心に、消費税増税による景気減速を防ぐ対策に力点を置いた内容になった。来年10月に予定している消費税増税は財政再建に向けた一里塚だ。

  • 幸せの押しつけを断捨離

    2018年12月15日

     「1年があっという間。こないだ紅白歌合戦を見たばっかりなのに」。年の瀬によく聞く会話に「そうそう」と同意する人は気を付けた方がいいらしい▼出雲市で先日あった認知症フォーラム。脳科学者の茂木健一郎さん

  • 辺野古土砂投入/「唯一の策」か再検証を

    2018年12月15日

     政府は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古への移設工事で沿岸部を埋め立てる土砂の投入を開始した。 1996年に日米両政府が普天間飛行場の全面返還で合意してから22年。V字形の2本の滑走路

  • おもてなしと人手不足

    2018年12月14日

     ホテルや店舗を利用するとアンケートへの記入を頼まれることがある。内容は従業員の応対などに関する項目が多い。顧客満足度を上げるためのようだ。無愛想だが腕はいいという職人気質(かたぎ)が一目置かれた時代

  • 激化する米中対立/冷静な対話で問題解決を

    2018年12月14日

     カナダ司法当局は米国の要請に基づき、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)の副会長兼最高財務責任者(CFO)孟晩舟容疑者をカナダ西部バンクーバーで拘束した。対イラン経済制裁に違反したとされる。 

  • ゴーン前会長再逮捕/批判に耐えうる捜査を

    2018年12月13日

     東京地検特捜部は金融商品取引法違反の疑いで日産自動車前会長カルロス・ゴーン容疑者と前代表取締役グレゴリー・ケリー容疑者を再逮捕した。2016年3月期~18年3月期の有価証券報告書にゴーン前会長の役員

  • 災い転じて福となす

    2018年12月13日

     京都・清水寺。森清範貫主(かんす)が特大の筆で越前和紙に揮毫(きごう)したのは「災」の文字だった。その年の世相を表す1文字として、日本漢字能力検定協会が12月12日の「漢字の日」に合わせて毎年発表し

  • ハワイの同胞たち

    2018年12月12日

     明治時代に日本からハワイへ渡った移民は実に22万人に上る。米国からの需要増に沸くハワイのサトウキビ農場は、日本をはじめアジアの労働力なしでは経営が成り立たなかった▼当時は日本政府が仲立ちをし、数年も

  • 改正入管法成立/立法府の自覚が問われる

    2018年12月12日

     来年4月から外国人労働者の受け入れを拡大する改正入管難民法が国会の熟議もないまま成立。臨時国会は閉幕した。立法府はまた汚点を残したと言えよう。 外国人の単純労働を可能にし、事実上の「移民」と呼んでも

  • はしごを外される

    2018年12月11日

     官民ファンドは政府と民間がオカネを出し合って産業を育てる目的で設けられている。民間では危なくて手が出せないような事業再生や新規事業などに政府の信用をバックに民間資金を呼び込み、官民が相補う。というの

  • 革新機構9取締役辞任/ゼロベースから出直せ

    2018年12月11日

     官民ファンド、産業革新投資機構の民間出身取締役9人全員が辞任する。報酬水準や業務を巡り所管する経済産業省と対立が激化し、信頼関係が損なわれた。産業競争力強化のための政策が実働に至らず頓挫したのは失態

  • リーダーの条件/人を奮い立たす熱意

    2018年12月10日

    ふるさと島根定住財団顧問 藤原義光 今年は、日大アメリカンフットボール監督に始まり、レスリングのコーチ、サッカーの世界大会の采配、大相撲の親方などスポーツの監督や指導者についてのニュースが大きく報じら

  • たたらに学ぶ子どもたち

    2018年12月10日

     真っ赤に焼けたけらが姿を現すと、子どもたちから歓声が上がった。日本古来のたたら製鉄の炎が今も伝わる島根県奥出雲町で先日、町内10小学校の高学年児童120人がたたらを学ぶ体験学習が今年も行われた▼鳥上

  • いじめ防止法改正/信頼関係構築に努力を

    2018年12月10日

     超党派の国会議員による勉強会が先日、いじめ防止対策推進法の改正に向けた素案をまとめた。この法律は大津市で2011年10月にあった中2男子の自殺を踏まえ、いじめ調査と被害者側への説明を徹底して再発防止

  • 道路整備

    2018年12月8日

     鳥取の地名の由来である「鳥取部(ととりべ)」は水鳥を捕る古代の職業集団を指す。鳥取県東部はかつて入り海や湿地が多く、鳥取市中心市街地も中世まで湿地だった。市内であったフォーラムによると、古代山陰道は

  • 改正水道法成立/民営化は万能ではない

    2018年12月8日

     改正水道法が成立した。水道水を供給する事業を担う市町村が、民間を活用したり広域連携したりするのが柱だ。市町村が水道事業を経営するという原則からの転換ともなる。 改正の背景には、人口減少や節水によって

  • 駅名も観光資源

    2018年12月7日

     2020年東京五輪・パラリンピックを控え、JR東日本が同年春、山手線と京浜東北線の品川-田町間に開業する新駅の名称が物議を醸している。「高輪ゲートウェイ」。両線とも片仮名を含む駅名は初めてという▼注

  • スポーツ行動規範/国の介入に首をかしげる

    2018年12月7日

     競技団体でパワーハラスメントや不適切な会計処理がやまないのはガバナンス(組織統治)が欠如しているにほかならない。そう考える超党派のスポーツ議員連盟のプロジェクトチームが提言をまとめた。これを受け、ス

  • 夢よもう一度なら

    2018年12月6日

     「年がいもなく」という言い方をするが、年齢を忘れるくらい夢中になれれば心は浮き立つ。ただ後日、疲れが出たり筋肉痛になったり。シーズンを迎えた忘年会も同じ。勢いに任せて深酒をすると翌日に響く。気持ちは

  • 入管法改正案/外国人の人権守れるか

    2018年12月6日

     外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案を巡る与野党の攻防が大詰めを迎えている。野党は失踪した外国人技能実習生2870人に対する昨年の法務省調査で使った聴取票を分析し、67.6%の19

  • COP24開幕/排出削減強化の議論を

    2018年12月5日

     地球温暖化の大きな被害を防ぐための気候変動枠組み条約の第24回締約国会議(COP24)が、ポーランドで14日までの日程で始まった。 2015年に採択されたパリ協定の目標達成に欠かせない詳細なルールに

  • 褒めて食うべし

    2018年12月5日

     戦国武将の伊達政宗は料理好きで自ら台所に立つこともあったらしい。配色に凝った60品ものおせち料理を創作している。とはいえ普段の膳に並ぶ料理は質素で「朝夕の食事うまからずとも褒めて食うべし」と謙虚さも

  • 日ロ首脳会談/明確な主張と説明を

    2018年12月4日

     安倍晋三首相は訪問先のアルゼンチンでロシアのプーチン大統領と会談し、先のシンガポールでの首脳会談の合意を踏まえ、北方領土問題を含む平和条約締結交渉を進めるため、両国の外相を責任者とする新たな協議枠組

  • 味をしめられたら

    2018年12月4日

     初冬になってもたわわに実をつけている柿の木を見掛けるが、一本の柿の木に一体何個ぐらいの実がついているのか。島根県吉賀町の鳥獣対策専門員の金澤紀幸さんが、町内の民家の庭にある柿の木の実を一個ずつもいで

  • レベル11のサービス

    2018年12月3日

     外資系生命保険で約2千人のトップになり「伝説の営業マン」といわれる川田修氏は、全ての職業に「レベル10」と「レベル11」があるとする。レベル10は顧客が頭の中で描く一般的な水準、それをほんの少し上回

  • 消費税増税対策/スリム化を図るべきだ

    2018年12月3日

     政府はキャッシュレス決済のポイント制度など2019年10月の消費税率10%への引き上げに伴う経済対策の骨格をまとめた。19年度予算案に上積みする経費だけで2兆円に上る。このほか自動車や住宅関連などの

  • 憲法審査会/強行策では進まない

    2018年12月2日

     自民、公明両党などは臨時国会で初めてとなる衆院の憲法審査会を野党が反対する中で開催した。立憲民主党など野党6党派は開催強行に反対して欠席、審査会の幹事を選任しただけで審議は行われなかった。 自民党は

  • ボヘミアン・ラプソディ

    2018年12月2日

     英国のロックバンド・クイーンのボーカリスト、フレディ・マーキュリーの伝記的映画「ボヘミアン・ラプソディ」がヒットしている。日本でも人気の高い楽曲にまつわる秘話や主人公の苦悩、メンバーとの絆を描いた物

  • 心の時計

    2018年12月1日

     つい先日まで猛暑だ、豪雨だ、台風だと騒いでいた気がするのに、もう12月。扇風機をしまい終わらないうちに、こたつの出番だ。「いそがしく時計の動く師走哉(かな)」(子規)。今月は、さらに慌ただしくなる▼

  • 日韓請求権訴訟/対日外交を漂流させるな

    2018年12月1日

     韓国最高裁は太平洋戦争中に日本の三菱重工業に動員された元徴用工と元朝鮮女子勤労挺身(ていしん)隊員が起こした2件の損害賠償請求訴訟の上告審で、いずれも三菱側に賠償支払いを命じる判決を言い渡した。また

  • 災害情報の数値化

    2018年11月30日

     自然災害を数値化したもので定着しているのは地震の震度だろう。気象庁が震度0から7まで10階級に分類している。体感・行動で「ほとんどの人が驚く」と定義付けているのが震度4▼「大半の人が恐怖を覚え、物に

  • 秋篠宮さま会見/時代に合った形へ議論を

    2018年11月30日

     秋篠宮さまが53歳の誕生日を前に記者会見され、そこでの発言が波紋を広げている。来年の天皇代替わりに伴う重要儀式の「大嘗祭(だいじょうさい)」について「宗教色の強いものを国費で賄うことが適当かどうか。

  • さわやか青年とやくざ

    2018年11月29日

     松江市出身の俳優、三上真一郎さんが亡くなっていた。享年77歳。今年7月誤嚥(ごえん)性肺炎のため、長野県松本市の高齢者施設で息を引き取ったが、そっとしておいてほしいとの遺志で発表されなかった。死去が

  • 入管難民法改正案/拙速な成立は禍根残す

    2018年11月29日

     外国人労働者の受け入れを拡大する入管難民法などの改正案が、主要論点について十分な審議が尽くされないまま27日の衆院本会議で、自民、公明両党などの賛成多数で可決、衆院を通過した。国の在り方を大きく変え

  • たたら資源の見直しを

    2018年11月28日

     雲南市三刀屋町粟谷には市民にあまり知られていない「たたら」関連の施設が残されている。三刀屋川近くにある蔵と砂鉄置き場。松江藩の鉄師を務めた田部家は、同市吉田町吉田の菅谷たたらで造った鉄を馬で粟谷まで

  • 地方法人課税の偏在是正/自前税源の充実が本筋

    2018年11月28日

     総務省の有識者検討会は、企業が多い大都市に税収が偏る地方法人2税(事業税、住民税)の格差是正策をまとめた。事業税を国にいったん集め、人口に応じて都道府県に再配分して地方への税収移転を強化する。再配分

  • 問題は東京への偏在

    2018年11月27日

     回りくどい表現では、思いは伝わらないばかりか、体よくはぐらかされてしまう。全国知事会議での平井伸治鳥取県知事の発言にじれったさが残った▼税財源の都市部への偏在をどうするかという論議でのこと。平井氏は

  • 台湾統一地方選/自由と民主主義守れ

    2018年11月27日

     台湾で2020年総統選の前哨戦とされる統一地方選が行われ、対中独立志向の与党、民主進歩党(民進党)が金城湯池だった南部の高雄や台中の2直轄市などで敗れ、22県・市の首長ポストを13から6に減らし、大

  • ボーっと生きてる?

    2018年11月26日

     「ボーっと生きてんじゃねえよ!」。NHKのクイズバラエティー番組で着ぐるみの少女が顔を真っ赤にして、うまく答えられない大人の出演者を叱る。切れ味の良さと、視聴者が誰かに言いたいことを代弁してくれてい

  • 巨大IT規制強化/負の側面に厳しく対応を

    2018年11月26日

     政府は米グーグルなど「プラットフォーマー」と呼ばれる巨大IT企業への規制を強化する。検索やネット通販、会員制交流サイト(SNS)などでの圧倒的なシェアを背景にした優位な立場を利用し、不正な取引を強要

  • 過疎が終わる/未来に歩みだす中国山地

    2018年11月25日

    持続可能な地域社会総合研究所所長 藤山 浩 「過疎」は1960年代、中国山地で始まった。そして今、「過疎」が終わろうとしている。中国山地は、2世代にまたがる「過疎」の時代を超え、ついに新しい時代へとた

  • 10万年という時間

    2018年11月25日

     10万年前と言われてもピンと来ない。年表で確かめると、まだ縄文時代の前の旧石器時代。現代人であるホモサピエンスが誕生地のアフリカから移動を始めた頃で、日本列島も今と全く同じ形ではなかった。逆に未来方

  • 大阪万博決定/過度な期待は危うい

    2018年11月25日

     2025年の国際博覧会(万博)の開催地が大阪市に決まった。テーマは医療や健康を中心とした「いのち輝く未来社会のデザイン」だ。2800万人が来場し経済波及効果は2兆円が見込まれる。日本にとっては20年

  • 助力の誤解

    2018年11月24日

     1984年のロス五輪女子マラソンでは主役が2人いた。1人は金メダルを獲得した地元・米国のベノイト。その20分後に観客の視線は、ふらつきながらゴールを目指す選手にくぎ付けなった。スイスのアンデルセン。

  • 森友問題の再調査/幕引きとはならない

    2018年11月24日

     学校法人「森友学園」に対する国有地売却問題で、会計検査院は再調査結果を参院予算委員会の理事懇談会に報告した。1年前の報告後に、この問題に関する財務省の決裁文書の改ざんが判明したため異例の再調査をして

  • 大規模校と小規模校

    2018年11月23日

     第2次ベビーブーム世代(1971~74年生まれ)でもあり、小学校は1学年3~5クラス、中学校は1学年7クラスの大規模校に通った。ほぼ進級のたびクラス替えがあり、新しい友人と出会って世界が広がった▼大

  • 溝口知事引退表明/県民の心に届いたか

    2018年11月23日

     島根県の溝口善兵衛知事は開会中の県議会で来春の知事選に4選出馬せず今期限りで引退することを正式に表明した。今後後継知事候補を巡る動きが加速するとみられる。 引退表明に当たって「県財政の均衡を達成し、

  • ゴーン流会社私物化

    2018年11月22日

     かつて日野ルノーという小型乗用車が日本で走っていた。フランスのルノーと日本の日野自動車が提携し、日野がライセンス生産。カブトムシと呼ばれた旧型フォルクスワーゲンを小ぶりにしたようなスタイルで、フロン

  • 慰安婦財団解散/和解の機会摘み取るな

    2018年11月22日

     韓国政府は従軍慰安婦問題を巡る日本との政府間合意で設立された「和解・癒やし財団」を解散すると発表した。文在寅(ムンジェイン)大統領は「合意の破棄や再交渉は求めない」との立場だが、合意の核心的事業であ

  • 地方こそIoTを

    2018年11月21日

     島根の山中を飛ぶ小型無人飛行機のドローン。たどり着いた一軒家から出てきたのは80歳のおばあさん。積まれた鮮魚や食料品、薬を受け取ると、ポケットから取り出したスマートフォンでキャッシュレス決済する。ま

  • 日産ゴーン会長逮捕/不正の全容自ら公表を

    2018年11月21日

     日産自動車のカルロス・ゴーン会長が金融商品取引法違反の疑いで東京地検特捜部に逮捕された。有価証券報告書に記載が義務付けられている役員報酬を過少申告した疑いが持たれている。経営危機に陥った日産を立て直

  • 鍋がいい

    2018年11月20日

     立冬が過ぎ、鍋物の季節になった。冬の味覚・ズワイガニ漁も始まっている。これから白菜も甘味が増す。豆腐も欠かせない。締めに入れるうどんや食材のうま味が出た残り汁に、ご飯を入れて味わう雑炊も格別だ▼鳥取

  • APEC首脳宣言断念/現実を直視した政策も

    2018年11月20日

     アジア太平洋経済協力会議(APEC)は米中の対立激化で首脳宣言を断念した。多国間協議による貿易・投資の自由化を目指す枠組みが機能不全に陥った格好で、世界経済への影響は極めて大きい。米中両国に対し各国

  • 広がるレジ袋有料化

    2018年11月19日

     戦争を挟んだ時期を描いたドラマを見ていると、服や物を運ぶのに風呂敷が重宝されていたのかがよく分かる。NHK朝の連ドラで「武士の娘」が決めぜりふのヒロインの母親は、風呂敷にくるんだ代々伝わる着物を泣く

  • 東海第2原発認可/運転に意義はあるか

    2018年11月19日

     茨城県の日本原子力発電東海第2原発に、20年の運転延長が認められた。この原発を再稼働する意義があるのかを改めて問いたい。 2012年、原子力規制委員会の初代委員長に就いた田中俊一氏は、原発の運転は原

  • 島根を離れ島根を知る/故郷への恩返しを胸に

    2018年11月18日

    日本政策投資銀行松江事務所長 上定昭仁 初めて東京の地を踏んだのは、バレーボールの島根県大会で優勝し、全国大会に出場した11歳のときだ。山手線の人混みに翻弄(ほんろう)され新宿のビル群に圧倒されながら

  • 書き込みだらけの本

    2018年11月18日

     個人宅に増え続ける蔵書の整理方法を追った「本で床は抜けるのか」(中公文庫)を書いた旧知のライター西牟田靖さんから、5月に病気で亡くなった軍事ジャーナリスト恵谷治さんの遺族を紹介された▼恵谷さんは弾道

  • 7~9月期GDP/景気後退への警戒必要

    2018年11月18日

     7~9月期の実質国内総生産(GDP)速報値は、前期比0.3%減、年率換算1.2%減で、2四半期ぶりのマイナス成長となった。減少率は2年9カ月ぶりの大きさである。相次いだ自然災害の影響などで内需、外需

  • 国連外交と国際協調/平和愛好国の自覚肝要

    2018年11月12日

    島根大学名誉教授 牧田幸人 毎年、秋風が吹く頃になると、米ニューヨークの街はにぎやかさを増し熱気を帯びる。国連総会が開催される季節を迎えるからだ。 国連総会では、すべての国連加盟193カ国代表が一堂に

  • 防災士を取得して/助けられる側から助ける側へ

    2018年10月28日

    街の元気づくりコーディネーター 久保 里砂子 近年各地で自然災害が頻発しており、信じられない被害を目にすることも多い。台風や豪雨、土砂崩れなどは、これまで経験したことのない猛威を振るうようになっている

  • 人づくりと人の還流/卒業後も島根と関係を

    2018年10月21日

    島根県教育魅力化特命官 岩本 悠 島根で育った子どもたちの半数以上は高校卒業後、県外に出ていく。大学進学者に限ってみれば、8割以上は県外へ出る。 県外に出た卒業生たちがよく言うのが「外に出ると島根の魅

  • 憲法が変わるかもしれない時代に/自分なりに考えてみる

    2018年10月14日

     弁護士 廣澤 努 <改憲を安倍の時代にしたいだけ> 終戦の日の朝日新聞で見つけた川柳である。自民党総裁選が終わり、この時代がしばらく続くことになった。 憲法学者の長谷部恭男氏は「一般市民の方々が憲法

  • 定住・交流・関係人口/島根暮らし あの人、この人

    2018年9月30日

    元JC総研客員研究員  黒川 愼司 72歳になる幼なじみの「たあちゃん」が、江津市波子へ単身でUターンして5年が経過します。たあちゃんは奥さんと話し合い、千葉と島根の「分居」を選択しました。母親の死で

  • 終末期看護教育の重要性/患者の生きがいを支援

    2018年9月23日

    島根県立大学出雲キャンパス副学長 山下 一也 わが国ではがんが年間100万人新たに診断され、2人に1人がかかる。がんによる死亡者数は他の病気や原因を上回り第1位で、約3人に1人が亡くなり、年間約35万

  • コンプライアンス万能社会/活力維持には「冒険者」が必要

    2018年9月16日

     京都大学公共政策大学院名誉フェロー 佐伯 英隆 誰がはやらせたのか知らないが、近年、企業活動を巡ってもともと「応諾」とか「追従」という意味だけしか持たないコンプライアンスという言葉をしょっちゅう耳に

  • 韓国の竹島領有根拠/日本への対抗意識背景

    2018年9月10日

    日本安全保障戦略研究所研究員 藤井 賢二 竹島(韓国名・独島(トクト))についての最初の韓国の新聞記事は、南朝鮮過渡政府時代の1947年6月20日付『大邱時報』の「倭賊日本の見当外れの言動 鬱陵島近海

  • <2>「ヨ ガ」

    2018年5月10日

    「ヨガ」という言葉は、サンスクリット語に由来し、その語根の「ヨグ」は、組み合わせる、つなげるということを意味します。したがって、様々な形のヨガを実践することによって、人は超越的な力(神様や、ヨガの実践者自身に眠る超越的な力)とつながることであると究極的には理解されます。

  • <1>「ナマステ」

    2017年6月2日

    マドゥリさんのコラム「今日も元気で!」 山陰インド協会は今月から、中村元記念館の協力を仰ぎ、山陰インド協会ホームページ上でインド政府公認ヒンディー語講師Kasibhala Madhuri(カシバトラ マドゥリ)さん(松江市在住)のコラム「今日も元気で」をスタートします。