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  • 遠く離れた地で

    2019年7月6日

     本紙記事に対するお褒めの電話を先日いただいた。「眼瞼(がんけん)けいれん」という病気を取り上げた通信社の配信記事で5月のくらし面に掲載した。自分の意思とはかかわりなくまぶたが閉じてしまって目が見えな

  • 香港議会突入/弾圧の口実にするな

    2019年7月6日

     中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正案に反対する香港の若者たちが立法会(議会)に突入、警察は催涙弾で強制排除し、多数が負傷した。中国、香港両政府は「違法な暴力行為」と若者らを非難

  • G20と温暖化対策/明確なメッセージ出せず

    2019年7月5日

     大阪市で先日開催された20カ国・地域首脳会議(G20サミット)の主要議題の一つは地球環境問題、それも地球温暖化への取り組みだった。パリ協定を支持する19カ国・地域と、これを拒否する米国との見解の相違

  • 政治の覚悟と次世代への責任

    2019年7月5日

     本格的に国政選挙の取材に携わったのは2005年の衆院選だった。小泉純一郎首相が郵政民営化関連法案を巡り、衆院を解散。反対派を公認せず、「刺客」を擁立した。「小泉劇場」に国民は熱狂。大都市で圧倒的な支

  • 参院選公示/安倍政治の検証が争点だ

    2019年7月4日

     参院選がきょう公示される。史上最長を射程に入れた安倍晋三首相の政権運営や実績に対する評価が最大の争点だ。内政、外交と難題が山積する中で、6年半余りにわたる「安倍政治」をしっかりと検証し、各党、各候補

  • 「心の堤防」も点検を

    2019年7月4日

     子供の頃、万事に用心深かった父親が、浸水に備えて家の畳を上げようとした記憶がある。畳を濡(ぬ)らさないようにして、その上に家財道具を載せるつもりだったようだ。近くに水田が残り、大雨になると堀川との境

  • 韓国への輸出規制/破局避ける外交努力を

    2019年7月3日

     日本政府が半導体製造などに必要な材料について韓国への輸出規制の強化に乗り出すことを決めた。安全保障に関係する電子部品などの対韓輸出でも、規制が緩和される「ホワイト国」から韓国を除外する準備を進めてい

  • 小学生でも分かる安保

    2019年7月3日

     トランプ米大統領の英語は日本人にとって分かりやすいという。難しい言葉を使わず文法もシンプル。比較的ゆっくり話すので聞き取りやすいといわれる。その分かりやすさは、米国では小学生レベルだそうだ。洗練され

  • 子どもの「トリセツ」

    2019年7月2日

     「トリセツ」がちょっとしたブームだ。取扱説明書の略語で、もともとはメーカーや販売店の業界用語だった。歌手の西野カナさんが曲名に採用して認知度が高まった▼トリセツと銘打った指南本は多い。代表格は、人工

  • 日米安保見直し発言/認識を正し、本質論議を

    2019年7月2日

     米国のトランプ大統領が日米安全保障条約について「米国にとって不公平な合意だ」と主張し、見直しに言及した。20カ国・地域首脳会議(G20サミット)後の記者会見での発言。「条約破棄は全く考えていない」と

  • 米朝首脳対面/象徴性に見合う進展を

    2019年7月1日

     トランプ米大統領が板門店(パンムンジョム)で北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長と対面、歴代米大統領として初めて北朝鮮領に足を踏み入れた。さらに韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領を交え3

  • 東京五輪への道

    2019年7月1日

     「ありがとうございます」。試合直後のテレビのインタビューに対し、とっさに出た彼女のひと言が、3年たった今も強く印象に残っている▼リオデジャネイロ五輪レスリング女子75キロ級。本来より2階級も上げて五

  • 我が家の家計仕分け/年金生活、昨日・今日・明日

    2019年6月30日

    元JC総研客員研究員 黒川 愼司 今日30日は母の7回目の月命日に当たります。毎月1度は江津の波子の墓に出掛けますが、6月は28日に花を供えてきました。 妻と2人だけの暮らしも7カ月が経過し、母のいな

  • 米中首脳会談/秩序だった競争を

    2019年6月30日

     トランプ米大統領と習近平・中国国家主席は大阪での会談で、米国が3千億ドル相当の中国からの輸入品に課すと表明していた制裁関税「第4弾」の発動を当面見送り、貿易協議を再開することで合意した。 昨年7月に

  • 出生増マーケティング

    2019年6月30日

     経営学者ピーター・ドラッカーの教えを解説した言葉の中に「100の80%は250の50%よりもはるかに少ない」という視点がある。現在の市場での占有率を示すシェアに安住せず、市場を拡大する方が利益は大き

  • 宝物を守ろう

    2019年6月29日

     むっちりした手足、つぶらな瞳、笑い、泣く無邪気なしぐさ…。先日あった、くらし面の企画「ペンと乳」の読者交流の集いに乳児、幼児も9人参加してくれた。筆者には孫世代の「参加者」は父母の話とは関係なく動き

  • 日中、日米首脳会談/主体性持ち戦略的に

    2019年6月29日

     安倍晋三首相は20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に出席するため来日した習近平中国国家主席、トランプ米大統領と個別に会談。習氏とは、2012年の尖閣諸島国有化で著しく悪化した日中関係が「正常

  • 荒くれカウボーイと巨大パンダ

    2019年6月28日

     今日から大阪市で開かれる20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)は金融危機の落とし子のような歴史をたどる。20年前、タイや韓国などを襲ったアジア通貨危機に対処するため、先進国だけでなく新興国を加

  • 島根創生計画/目標を県民と共有せよ

    2019年6月28日

     島根県が行政を進める上で最上位の計画となる島根創生計画を本年度中に策定することになり、その中で人口減対策の目標達成時期を前倒しする。 女性が一生の間に産む子どもの数を示す合計特殊出生率を高めながら、

  • 遅れてきた梅雨

    2019年6月27日

     今冬の記録的な暖かさに続き、統計が残る中では最も遅くなった山陰地方の梅雨入り。日常生活を送るには過ごしやすいものの、夏場の水不足や農作物の生育への影響を考えると、喜んでばかりもいられない▼梅雨は中国

  • 国会閉幕/逃げの姿勢が目立った

    2019年6月27日

     150日間に及ぶ通常国会が閉幕し、与野党は7月の参院選に向け、事実上の選挙戦に入った。厚生労働省の統計不正、年金不安、アナウンスなき外交方針の転換など、次々と疑問や問題が表面化したにもかかわらず、言

  • 世界遺産の町の力

    2019年6月26日

     今年も思い出深い7月2日が近づいた。2007年に大田市の石見銀山遺跡が世界文化遺産に登録された日だ。日本政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に推薦した遺産で、初めて事前評価で価値証明が不十分とされ

  • イラン情勢/両国に最大限の自制を

    2019年6月26日

     米国がイランの最高指導者ハメネイ師に制裁を科したことで両国の対立の激化が予想される。米無人偵察機の撃墜を受けて米国がイランへの軍事攻撃を計画、実施寸前でやめるなど軍事的緊張も高まっている。 日本は安

  • 森康二さんの顕彰

    2019年6月25日

     鳥取市のわらべ館で開催中の「あえて昭和のボードゲーム展」を見た。野球盤や魚雷戦ゲームに交じって展示され、目を引いたのが「小学五年生二月号ふろく・日本早めぐりゲーム」(1953年)。作画者は鳥取市出身

  • 骨太方針/「痛み」には踏み込まず

    2019年6月25日

     政府は経済財政運営の指針である「骨太方針」を閣議決定した。10月の消費税増税実施を改めて確認した上で、これによる需要減退を防ぐ対策を2020年度当初予算にも盛り込む方針を打ち出した。米中貿易摩擦など

  • 高齢者向け新免許/きめ細かい制度設計を

    2019年6月24日

     高齢ドライバー向けに新たな運転免許制度が創設される。対象は免許更新時に認知機能検査が必要な75歳以上。道交法など関係法令を改正し、自動ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置といった安全機能を備えた

  • 「年金」のふりがな

    2019年6月24日

     「僕の名前のふりがなはどう付ければいいの?」。知人が先日、小学1年の息子から聞かれたという。男児の名前は「大和」と書いて「やまと」。「『大』は『や』?それとも『やま』?」。漢字を教わり始めた子どもの

  • 学校の猛暑対策/現場目線の対応必要

    2019年6月23日

    ふるさと島根定住財団顧問 藤原 義光 今年は5月の北海道で39・5度を記録するなど「日本列島が南に移動したのか?」と錯覚するほど、5、6月でも30度超えが当たり前になった。とにかく一昔前のような感覚で

  • 神話の語り部

    2019年6月23日

     出雲で育ったのにいまさらかと言われても仕方がないが、40歳を超えて神話に親しみを覚えるようになった。2005年に島根県が発行し、古事記編さん1300年に合わせて改訂した『ふるさと読本 いずも神話』が

  • 沖縄慰霊の日/「捨て石」の構図が今も

    2019年6月23日

     太平洋戦争末期の沖縄戦から74年。沖縄は23日、地上戦で組織的な戦闘が終結した「慰霊の日」を迎える。糸満市摩文仁の石碑「平和の礎(いしじ)」には、新たに判明した戦没者42人の氏名が刻まれ、総数は24

  • 主のいない知事公舎

    2019年6月22日

     経済学に機会損失という言葉がある。利益を得られる機会があるのに、それを見送ることによって発生する損失を指す。本来得られるはずの利益をみすみす失ってしまう。平たく言えば稼ぎ損ないであり、もったいないと

  • 中朝首脳会談/非核化へ妥協点を探れ

    2019年6月22日

     中国の習近平国家主席は訪問先の平壌(ピョンヤン)で、北朝鮮の金(キム)正(ジョン)恩(ウン)朝鮮労働党委員長と会談、両首脳は中朝の歴史的な友好をアピールし、非核化の実現など朝鮮半島問題の政治解決に向

  • 老後はシンプルライフ

    2019年6月21日

     米国に倣った消費生活を続けるのか、北欧のシンプルライフに学ぶのか、老後は選択を迫られそうだ。撤回騒ぎが続く金融庁の報告書によると、長生きすればこの先、夫婦2人の公的年金だけで今の生活水準を保つと、毎

  • 政府の認知症対策/緻密な議論が必要だ

    2019年6月21日

     70代の発症を10年間で1歳遅らせる。政府は認知症対策の新大綱に、そんな「数値目標」を盛り込もうとして取り下げた。新たな偏見につながるとする反対意見に配慮してのことだという。 もっとも「参考値」とし

  • 激震への備え

    2019年6月20日

     「またか」との思いでテレビの速報を見つめた人も多いだろう。最大震度6弱を観測し、6人が犠牲になった大阪府北部地震からちょうど1年後の18日夜、山形県沖を震源とする地震が発生。新潟県村上市で震度6強を

  • 党首討論/説明責任を果たすべきだ

    2019年6月20日

     安倍晋三首相と野党4党首による今国会初の党首討論が開かれ、老後に夫婦で2千万円の蓄えが必要と試算した金融審議会報告の受け取りを拒否した麻生太郎副総理兼金融担当相の対応などに質問が集中した。 立憲民主

  • なんでも鑑定を

    2019年6月19日

     テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」の出張鑑定の収録が先日、浜田市内であり、観覧に出掛けた。浜田開府400年事業として市が5年前から誘致。観覧希望の当選倍率は1.5倍にも達し、筆者もはがきで応募して運

  • イージス・アショア/配備計画を見直すべきだ

    2019年6月19日

     地上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の陸上自衛隊新屋演習場(秋田市)への配備計画を巡り、防衛省の作成した調査報告書に重大な誤りが発覚した問題は、この計画のずさんな内実を露呈した。 新

  • 手を差し伸べないと

    2019年6月18日

     引きこもりに苦しむ家族に対する周囲の視線が気になる。川崎の20人殺傷や元農林水産事務次官の事件の背景の一つとして連日のようにメディアで伝えられたからだ。偏見につながらないようにしないと、家族の苦悩は

  • 大阪拳銃強奪事件/検証と対策で不安拭え

    2019年6月18日

     大阪府吹田市の交番で警察官が襲撃され、実弾5発入りの拳銃が奪われた。大阪府警は防犯カメラの映像などから東京在住の33歳の男を割り出し、強盗殺人未遂容疑で逮捕した。実弾1発が発射された形跡はあるが、人

  • 阪急沿線

    2019年6月17日

     私鉄の阪急沿線という言葉は関西では独特の響きがある。高級住宅街が多く富裕層が住む街のイメージが強い。特に大阪から神戸の阪神間は、新幹線を除き南から北の順に阪神、JR、阪急の3本の電車が並行して走り、

  • 食品ロス削減/消費者は行動を変えよう

    2019年6月17日

     まだ食べられるのに捨てられる弁当や食べ残しなど「食品ロス」を2030年度までに半分に減らす目標が設定された。国会でも食品ロス削減推進法が成立した。ただ具体策は10月を食品ロス削減月間とすることや、国

  • 看護学生の教養教育/図書館活用し読書推奨

    2019年6月16日

     島根県立大学長代行 山下 一也 18歳人口の減少により、近年、大学の「学部の新設・再編」が非常に活発になっている。まさに「大学淘汰の時代」の状況であり、国公立大学も例外ではない。 大学は平成の30年

  • 2歳女児衰弱死/幼い命救えなかったか

    2019年6月16日

     しつけに名を借りた家庭内の体罰を禁止する児童虐待防止法と児童福祉法の改正案は与野党による修正合意を経て先に衆院を通過、今国会で成立する見通しとなった。これを受けて山下貴司法相は、親権者は監護や教育に

  • SNS世代に向き合う政党

    2019年6月16日

     東京・永田町の自民党本部に取材に行くと、壁面に巨大な広告。侍姿の安倍晋三首相(党総裁)ら男女7人を水墨画風に描いたイラストで、人気ゲームのキャラクターデザインで知られる著名画家が手掛けた。若者をター

  • 日常提供が「おもてなし」

    2019年6月15日

     出雲空港に韓国・金浦空港からの連続チャーター便が就航した。後輩記者と課題を話している時、13年前の鳥取県政担当時代を思い出した▼「面白いネタがある」。観光課職員から度々連絡をもらった。職員は県外出身

  • 香港逃亡犯条例/撤回し懸念の払拭を

    2019年6月15日

     香港の民主派や若者は、香港から中国への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正により、中国にとっての「政治犯」が本土に引き渡されると警戒し反対運動を活発化させている。大規模デモに続き立法会(議会

  • 安倍首相のイラン訪問/粘り強い仲介交渉を

    2019年6月14日

     安倍晋三首相のイラン訪問は、核問題を巡って対決を続けるイランと米国の軍事衝突を回避する方向で一致し、首相は緊張緩和に向けた努力をイラン側に約束した。日本が担う仲介外交の正念場はこれからだ。イランが首

  • チア男子と日傘男子

    2019年6月14日

     山陰では上映予定のない映画「チア男子!!」が見たいと高校生の娘にせがまれ先日、広島へ足を運んだ。人気若手俳優・横浜流星さん主演とあって入場するのは若い女性が大半。親ばかで車を走らせた父親は気後れし、

  • 松江堀川の自然環境は

    2019年6月13日

     出勤途中、松江市の四十間堀川で、肩まで水に漬かり何かを傍らの船に投げ入れている人がいた。よく見ると人力での藻刈り作業だった。今年は例年より繁茂が早い。堀川遊覧船のスクリューに巻き付く、腐って悪臭を放

  • 米朝首脳会談1年/過去の再現にするな

    2019年6月13日

     史上初の米朝首脳会談が実現して1年。シンガポールでトランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長が署名した共同声明は、非核化や米朝関係改善を盛り込み、朝鮮半島に残る冷戦構造が解体

  • 老後2千万円問題/財政検証を速やかに出せ

    2019年6月12日

     公的年金だけでは老後の備えとして2千万円不足するとした金融庁報告書が批判を浴び、事実上の撤回に追い込まれた。報告書の説明不足が混乱を招いた面もあるが、制度の持続性や給付水準などに対する国民の潜在的な

  • 年金不信

    2019年6月12日

     長生きしたけりゃ何々をしなさいと勧めたかと思うと、反対に何々をしてはならないと脅してみたりする。そんなキャッチコピーで売り込む健康本が巷(ちまた)にあふれるが、こちらは長生きしたけりゃ若いうちから資

  • 「99パーセントない」の真偽

    2019年6月11日

     「99パーセントない」という言葉をどう受け止めればいいのか。「ほぼ100パーセント。疑う余地はない」と楽観する人もいれば「100パーセントでない限り信用できない」といぶかる人も多いだろう▼冒頭の言葉

  • G20財務相、貿易相会議/「反保護主義」の復活を

    2019年6月11日

     20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、反保護主義を声明に盛り込めず、米中貿易摩擦の激化に歯止めをかけることはできなかった。貿易・デジタル経済相会合も世界貿易機関(WTO)改革の必要性な

  • 就職氷河期世代/官民連携で支援急げ

    2019年6月10日

     厚生労働省は、バブル崩壊後の就職難を経験した「就職氷河期世代」の支援策を公表した。この世代には、今なお不安定な就労や低い賃金水準を強いられている人が少なくない。官民が協力して支援を急がなければならな

  • 鳥取市を売り込むチャンス

    2019年6月10日

     山陰自動車道鳥取西道路(鳥取市本高-同市青谷町青谷、19.3キロ)の全線開通は、鳥取市民にとって鳥取自動車道開通に続く歴史的変化だ。先日の本紙読者のひろば欄の女子ログにも「鳥取市に生まれ育った者にと

  • パワハラ規制/実効性に疑問拭えない

    2019年6月8日

     職場のパワーハラスメントを巡り、企業に相談体制整備など対策を義務付ける法律ができた。セクシュアルハラスメントや妊娠出産絡みのマタニティーハラスメントへの対策は既に義務付けられているが、パワハラについ

  • 松江に炭鉱があった

    2019年6月8日

     松江城の南側にある洞窟の謎解明が進んだ。松江市の調査で戦時中の防空壕(ぼうくうごう)跡と確認された。明治期の石炭坑道を転用した可能性があるという。本社の社史に「明治24年2月 松江城山で石炭採掘始ま

  • 共産は保守?

    2019年6月7日

     「共産党は保守で、日本維新の会はリベラル」。最初に記事を読んだ時は何かの冗談かと思った。だが、これは40代以下の有権者が抱く平均的な政治イメージだという▼2017年の世論調査を基に、この結果をあぶり

  • 丸山議員に糾弾決議/速やかに議員辞職を

    2019年6月7日

     「品位のかけらもない議員の存在を国内外に知らしめ、本院の権威と品位を著しく貶(おとし)める結果となったと言わざるを得ず、国会議員としての資格はないと断ぜざるを得ない」。強烈な非難の言葉で進退を判断す

  • たたらの実像

    2019年6月6日

     たたら博士の面目躍如。読後、そんな感想が浮かんできた。江戸時代、島根、鳥取両県で盛んに営まれたたたら製鉄を、一般向けに解説した「たたら製鉄の歴史」(吉川弘文館)が刊行された。著者は、たたら研究で文学

  • 丸山県政本格スタート/現場主義の具体化を

    2019年6月6日

     島根県の丸山達也知事による県政がスタートして初めての議会が今日から開催される。丸山新知事が今後の県政運営について施政方針を述べるほか、総額3億2千万円の本年度6月補正予算案など14議案が提出される。

  • いい塩梅に

    2019年6月5日

     水不足も心配される中、梅雨が近づいてきた。旧暦では5月に当たることから「五月雨(さみだれ)」とも呼ばれる梅雨だが、一般には、五月雨は雨そのものを指す場合が多い。俳人・松尾芭蕉には有名な「五月雨をあつ

  • 最終盤の国会/解散風に浮足立つな

    2019年6月5日

     国会が会期末まで残り3週間となった。異例の厚遇ぶりばかりが際立ち、肝心の貿易交渉の中身が判然としないトランプ米大統領の来日、ロシアとの北方領土交渉の現状、いまだに核心部分が闇のままの森友、加計両学園

  • 天安門事件30年/中国は民主化に着手を

    2019年6月4日

     1989年6月4日、中国の首都北京で、民主化を要求する学生や市民の運動を軍が武力で弾圧した天安門事件から30年。中国は事件後、民主化を凍結したまま、経済成長を追求し、米国に次ぐ世界第2の経済大国とな

  • こだまが響く

    2019年6月4日

     最愛の肉親を亡くして悲しみに暮れているときに、ギフト店などから相次いで届く商品カタログが、遺族を不快にし、怒りさえ生じさせる。5月20日付の本紙「こだま」欄に載った投稿「悲しみのさなか届いた広告」に

  • 改正刑訴法全面施行/改革はいまだ道半ばだ

    2019年6月3日

     改正刑事訴訟法と改正通信傍受法が1日に全面施行された。いずれも2010年9月に発覚した大阪地検特捜部の証拠改ざん隠蔽(いんぺい)事件という前代未聞の不祥事をきっかけとして法相の諮問機関・法制審議会の

  • 失われた世代に償い

    2019年6月3日

     経済学などでヒステリシスという言葉が使われる。訳すと履歴効果。過去のショックが後々まで尾を引き、なかなか取り返しがつかないことを指す。日本経済に当てはめればバブル崩壊後の「失われた20年」が思い浮か

  • プラスチックごみ対策/削減に向け政策転換を

    2019年6月2日

     ペットボトルやレジ袋などの使い捨てプラスチックによる環境汚染が深刻だ。安倍晋三首相は6月に大阪で開く20カ国・地域(G20)首脳会合で、中国やインドなどを含め、海のプラスチックごみ対策強化で合意する

  • スマホが人間を食べている

    2019年6月2日

     英国の思想家トマス・モアは、著書「ユートピア」の中で「羊が人間を食べている」とつづった。16世紀に盛んに行われた「エンクロージャー(囲い込み)」を皮肉った警句だ。世界史の授業を思い出した人も多いだろ

  • 衣替えと新書体

    2019年6月1日

     4月1日の新元号発表に5月1日の新天皇即位と、例年とは違う特別な月初めが続き、きょう6月1日は衣替え。ようやく平穏な日常が戻ったようで何だかホッとする▼<一つ脱いで 後に負ひぬ 衣がへ>。旅の途中、

  • 欧州議会選で懐疑派拡大/批判を糧にEUの刷新を

    2019年6月1日

     欧州連合(EU)が加盟28カ国の4億人を超える有権者から審判を受ける欧州議会選で、親EUの中道右派、中道左派二大会派合わせた議席が過半数を割る一方、EUに懐疑的な諸会派が初めて3割超を獲得する見通し

  • お役所仕事

    2019年5月31日

     久しぶりに「お役所仕事」という言葉を思い出した。非効率で無責任な役所の仕事ぶりをいう。昔に比べれば随分改善されてきたとはいえ、今回の松江市のごみ袋品薄問題を見るにつけ、市職員の想像力不足が問題に拍車

  • 山陰地銀3行決算/限界に来た超金融緩和

    2019年5月31日

     山陰両県に本店を置く地方銀行3行の2019年3月期(2018年4月~19年3月)の連結決算が出そろった。超低金利政策が長期化している影響で貸出金利の低下に歯止めがかからず、3行とも前期に比べ最終損益

  • 新幹線から見えたインバウンド対策

    2019年5月30日

     出張で先日利用した新幹線で、何げなく聞いた車内放送が耳に残った。車掌の肉声による到着案内などの英語放送だ。駅名の部分や「サンキュー」に力が入り妙にはっきり聞こえる▼あるベテラン車掌が訪日外国人客(イ

  • 児童殺傷事件/安全の死角なくせるか

    2019年5月30日

     川崎市多摩区で私立小学校のスクールバスを待つ児童らが両手に包丁を持った男に襲われた。児童17人と大人2人が刺され、小6女児と、けがのなかった児童を見送りに来ていた父親が亡くなった。男は自らの首付近を

  • 見守る目は多い方が

    2019年5月29日

     子どもたちが巻き込まれたり、狙われたりする惨劇が後を絶たない。大津市で今月初め、散歩中の保育園児が事故の巻き添えになったのに続き、今度は川崎市の路上で朝、スクールバスを待っていた女子児童ら19人が刃

  • 強制不妊訴訟判決/謝罪と救済、再検討を

    2019年5月29日

     旧優生保護法の下で知的障害を理由に不妊手術を強制されたと、宮城県の60代と70代の女性が国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、仙台地裁は旧法を違憲とする判断を示した。しかし一方で、賠償責任を否定した国側

  • 日米首脳会談/先送りの懸案が重荷に

    2019年5月28日

     安倍晋三首相は国賓として来日したトランプ米大統領と会談し、日米貿易問題を巡る閣僚級協議の加速や、朝鮮半島の非核化と北朝鮮による日本人拉致問題の解決に向けた連携などを確認した。 ただ農産物の関税撤廃・

  • 異文化理解

    2019年5月28日

     フランス語は恋人に、イタリア語は神に、ドイツ語は馬に語り掛けるように話すと、それらしく聞こえると大学で教わったそうだ。外国語学部卒の記者仲間から聞いた話を思い出した。その例えを日本語で外国人に分かり

  • 222円の菓子箱

    2019年5月27日

     1カ月も前の話で恐縮だが、大型連休を利用し、愛知の大学に通う息子が松江に帰省した際、手土産の菓子箱を差し出し、問い掛けてきた。「これいくらだと思う」▼愛知産ミカンのパウダーを使ったクッキーで21個入

  • 温暖化防止の長期戦略/明確なシグナル見えず

    2019年5月27日

     地球温暖化防止のパリ協定に基づいて政府がまとめた「長期戦略案」に対するパブリックコメントの期間が終わった。「根幹の部分は変えようがない」(政府筋)とされ、近く案に沿った形で戦略がまとめられることにな

  • 竹島問題の「常識」/国家の主権行為こそが重要

    2019年5月26日

    日本安全保障戦略研究所研究員 藤井 賢二 昨年、イギリス国立公文書館で竹島問題の調査を行った。公文書館はロンドン西部にある。中心部からの乗換駅ハマースミスでは、駅の北側で1910年に日英博覧会が開かれ

  • 野党の参院選対応/衆参同日選に備えよ

    2019年5月26日

     夏の参院選に向け、野党の準備が進み始めた。財務省での公文書改ざんなど弊害が指摘される「安倍1強」を6年半近く許してきたのは野党の「多弱」だった。 勝敗を左右する32の改選1人区の候補者調整を加速、具

  • 死刑の判断

    2019年5月26日

     「死刑制度を含め裁判員制度と真剣に向き合うことが、法制度のあり方を考えることにつながる」。鳥取地検の植村誠検事正の言葉に、膝を打った。裁判員制度導入から10年。鳥取市であった法曹三者代表の会見で「生

  • 自分第一主義

    2019年5月25日

     政治家には、支持者個々の頼み事に小まめに対応するタイプと、そうでないタイプがある。選挙は小まめな方が強い。かつて、あまり小まめにしない陣営でその話をしたら、こんな答えが返ってきた。「するのが当たり前

  • 日韓関係/首脳レベルで論点整理を

    2019年5月25日

     パリで約3カ月ぶりに行われた日韓外相会談で、韓国の康京和(カンギョンファ)外相は韓国人元徴用工訴訟判決を巡り、日韓に第三国の委員を加えた仲裁委員会開催を求めた河野太郎外相の提案に同意せず、消極的な対

  • 良いも悪いもシェア/「共生」理念に課題解決を

    2019年5月19日

    山陰インバウンド機構代表理事 福井 善朗 「シェアリングエコノミー」の波が、そろそろ山陰にもやってきそうだ。これは、乗り物、住居、家具、服など、個人所有の資産などを他人に貸し出す、あるいは、貸し出しを

  • 根底に流れる「日本人らしさ」/新たな時代 誇り持って

    2019年5月12日

    島根経済同友会終身特別幹事 宮脇 和秀 敗戦国の日本が奇跡的な経済成長を成し遂げ、2010年まで世界第2位の経済大国だったことにはさまざまな要因がある。ただ、根底にしっかり流れていたのは日本人特有の「

  • 求められる「関係人口」戦略/「90万の県民」も夢ではない

    2019年4月28日

    島根県教育魅力化特命官 岩本 悠 昨今、地域づくりの界隈(かいわい)で「関係人口」という言葉を聴くことが多くなった。私が委員をさせて頂いている国の次期地方創生総合戦略の策定に関する検討会でも「関係人口

  • 「世間という学校」と道徳教育/「因果応報」も選択肢

    2019年4月21日

    ふるさと島根定住財団顧問  藤原 義光 「思いは見えないけれど、思いやりは誰にでも見える。心は誰にも見えないけれど、心づかいは見える」(宮沢章二「行為の意」) これは、東北大震災直後にテレビで繰り返し

  • 間違いだらけの「小さな拠点」/連結・循環・共進化で未来形へ

    2019年4月15日

    持続可能な地域社会 総合研究所所長 藤山 浩 全国の中山間地域で「小さな拠点」づくりが展開されている。筆者は、2000年代初頭から基礎的な生活圏への複合拠点である「郷の駅」の整備構想を唱え、国の「小さ

  • 高校生の自分と向き合う/誇りと希望持てる島根に

    2019年3月31日

    日本政策投資銀行松江事務所長  上定 昭仁 仕事のしすぎか、飲みすぎか、面白い夢を見た。話している相手は高校時代の私。島根のことが嫌いで都会に出て身を立てると言っている。今の私が島根の現状を説明する役

  • 廃プラの海洋汚染/3Rなどの対策急ごう

    2019年3月24日

    ふるさと島根定住財団顧問 藤原 義光 「燃える水・石油」は最初に明かりとして、次に熱源や動力源としても利用され、その後プラスチックなどの石油製品の安価で大量生産の製法が発明されたことで、人類に多大な便

  • 閉校する山陰法科大学院/島根大の法学教育はどこへ

    2019年3月17日

    弁護士 廣澤 努 春は旅立ちの季節。22日、最後の学生が島根大学大学院法務研究科(山陰法科大学院)を修了する。山陰唯一の法曹養成拠点は、2018年度末をもって閉校を迎える。 「山陰法科大学院なんてまだ

  • インフラの新しいかたち/宇都井駅が描く未来への投資

    2019年3月10日

    島根大法文学部准教授  関 耕平 酒米の田植え体験、116段の段階を使ったそうめん流し、イルミネーション、トロッコ乗車…。昨年来、家族とともに、さらには学生を連れ「天空の駅」で知られる旧三江線・宇都井

  • 海の自由と法/「力」依拠 国際社会に影響

    2019年2月24日

    島根大名誉教授 牧田 幸人 古来、海は自由でみんなのもの(共有物)であった。これは根源的には今も変わらない。だが、歴史的には、ヨーロッパにおける近世・近代以降の歴史展開、とりわけ20世紀の国際社会や国

  • <2>「ヨ ガ」

    2018年5月10日

    「ヨガ」という言葉は、サンスクリット語に由来し、その語根の「ヨグ」は、組み合わせる、つなげるということを意味します。したがって、様々な形のヨガを実践することによって、人は超越的な力(神様や、ヨガの実践者自身に眠る超越的な力)とつながることであると究極的には理解されます。

  • <1>「ナマステ」

    2017年6月2日

    マドゥリさんのコラム「今日も元気で!」 山陰インド協会は今月から、中村元記念館の協力を仰ぎ、山陰インド協会ホームページ上でインド政府公認ヒンディー語講師Kasibhala Madhuri(カシバトラ マドゥリ)さん(松江市在住)のコラム「今日も元気で」をスタートします。