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こだわりのマイホームHOMe No.12住宅情報紙HOMeホーム

山陰中央新報発行の島根・鳥取の住宅情報紙HOMe No.12

こだわりのマイホーム

新しい「和」のスタイル 黒壁の家

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 出雲市街地の住宅団地に完成したMさん(37)宅。白と黒を基調色に、蔵をイメージしたモダンな和風住宅で、母屋と駐車場をつなぐ大屋根が特徴的な家を訪ねた。

 奥さんの両親が建てた家が、築後約30年を経過して老朽化。平屋建てで二世帯が住むには狭かったこともあり、ご主人の勤務が近くの松江市になったことで立て替えを決めた。

 新築された家は団地の一番奥まったところにある。南側は公園で眺望がよく、遠くの山並まで見渡せる。敷地面積は約280平方メートルで、6人家族がゆったりと過ごせる延べ床面積195平方メートルの二世帯住宅になっている。

 外観は1階が天然木をふんだんに用いた縦の板張り壁。2階は塗り壁。モノトーンの組み合わせがシックだ。室内も外観と同様、落ち着いた白と黒で統一した。1、2階ともすべての床は、反りや狂いが出にくい乾燥度の高い無垢(むく)のパイン材。1階のリビングと和室の壁は、健康を考えて自然素材の塗り壁にした。

 各部屋を区切る建具や引き戸は、すべて、つり下げ型。床に溝や段差がないことで、掃除や歩く時の邪魔にならない。普通の建具に比べて動きも軽く、開閉もスムーズにできる。

 全室に取り付けてあるサッシのガラスは、すべて特殊金属膜でコーティングした断熱性、遮熱性に優れたLOW-Eペアガラスを選び、四季を通じて居心地のいい空間になっている。

 キッチンは奥様の希望でシルバーの大型で独立したアイランド型。後ろのキャビネットには家族や来客用の食器のほか、電子レンジやオーブントースターなどが収納でき、すっきりと片づいている。

 リビングから続くウッドデッキは幅2メートル、長さ10メートルで、アウトオブリビングとして大活躍している。使われている堅いチーク材は腐朽性に優れ、抜群の耐久性を持っている。リビングとの一体感を持たせるために、出入り口は2.6メートルの幅で全開放できるワイドオープンサッシにした。

 二世帯が住む住宅なので、2階にもリビングやミニキッチン、トイレ、洗面化粧カウンターなどを設けた。奥様お気に入りのミニキッチンは輸入の陶器シンクとおしゃれなタイル、使い勝手の良い水栓でセンスよくまとまっている。

 階のリビングは天井板がなく、屋根裏まで一体となって広い空間をつくり出した。リビングから続くベランダは幅3メートル、長さ10メートルと広大。天気の良い日には家族で朝食をとったり、友達を呼んでパーティーを開いたりと、家族のお気に入りの場所になっている。

 2人のお子さんの部屋は、ほかの場所とは色を変え明るい色にした。現在は子どもの遊び場になっているロフトは、将来ベッドにすることにしている。夫婦の寝室にもロフトがありご主人の書斎に活用されている。

 奥様は「建設会社にはいろいろと要望を聞いてもらい、満足する家が完成しました」と、家族のこだわりを詰め込んだマイホームに目を細めている。

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