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山陰中央新報発行の島根・鳥取の住宅情報紙HOMe No.12

インテリアスタイル

照明

思い通りの部屋づくりを実現するためのアドバイスを、松江市在住のインテリアコーディネーターで、山陰インテリアコーディネーター協会会長の片寄洋子さんに聞くシリーズ「インテリアスタイル」の第8回。今回のテーマは「照明」です。

 照明には、室内を明るくして作業などをしやすくする、という機能的な役割と、くつろぎのためにあかりをともすという2つの側面があります。最近は、昔の日本人がろうそくやあんどんのあかりを楽しんだように、必要に応じて癒やしのあかりを求める人も増えてきました。

 リビングなどいろいろな用途に使う部屋では、天井の真ん中に1灯だけ付けるのではなく、1室多灯がお薦めです。また、あかりの取り付け位置や照射の方法などをもっと工夫することで、今までとは全く違う空間に変えることもできます。

 光を壁や天井に当てることで柔らかい反射光を得られる「間接照明」や、普段の基本照明にお気に入りのデザインの「スタンド」などをプラスすることで、夜の室内空間がもっと豊かなくつろぎのスペースとなるでしょう。

 今回は、普段あまり紹介されない間接照明の手法と器具、デザイナーの照明器具を紹介しましょう。

間接照明

間接照明

光源(ランプ)の光が間接的に入らないものを間接照明といいます。

左上)寝室のベッドの頭上壁面には、ブラケットがおすすめ。手元にスイッチをつけることを忘れずに。
右上)壁や天井を広範囲に照らすときは、それだけでもかなりの照度が得られます。反射光はまぶしくないので、目にも優しく、くつろぎの空間に適しています。
左下)観葉植物のプランターの下から、アッパーライトで照らすと、幻想的な雰囲気に。
右下)大画面TVの後ろの壁面を照らすと、目が疲れない効果があります。スタンドで。

デザイナーのライト

デザイナーのライト

 デザイナーのライトの素晴らしいところは、光の計算が完璧にされているところです。フォルムの機能性と美しさはもちろんですが、あかりをともしたときの表情の変化や、ちょっとした遊び心に感動を覚えることもしばしばあります。

左上)世界の建築家の巨匠、フランク・ロイド・ライト(アメリカ)「タリアセン」。
右上)カスティリオーニ(イタリア)「フリスビー」。ユニークな形のセードから食卓の真下には明るい直接光が、周囲にはソフトな間接光が生み出されます。
左下)アルネ・ヤコブセン(デンマーク)「ヤコブセンランプ」。薄くスライスした北欧産のパイン(松)材を通した光は温かみを感じさせます。
右下)吉岡徳仁「ToFU」。アクリルの塊としての素材に光源を融合させることで、独自の審美性を創りあげています。

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