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魅力あるLPガス住宅HOMe No.12住宅情報紙HOMeホーム

山陰中央新報発行の島根・鳥取の住宅情報紙HOMe No.12

魅力あるLPガス住宅

安全で環境にやさしい暮らしのお手伝い

安全機器の普及保安対策で事故が激減

魅力あるLPガス住宅(1)

 LPガスは▽石油、石炭に比べCO2排出量が少ない▽窒素が含まれず、硫黄分の含有量もほとんどない▽ススや灰分を出さない▽オゾン層破壊の心配がない-といった特長を持ったクリーンエネルギーだ。また、都市ガスと比べても発熱量が大きく、操作も簡単で燃焼制御がしやすく、使いやすいエネルギーである。日本でLPガスが家庭用燃料として販売されるようになったのは、1952年ごろから。LPガス事故が最初に記録されたのは、1953年の2件。その後LPガスの消費世帯数増加に伴い、事故件数も増え、1979年には793件に達した。各種保安対策に取り組んだ結果、1994年にはピーク時の約10分の1まで減少、都市ガスや電器製品事故などと比較しても低い水準で推移している。

 こうした特性をフルに活かし、近い将来、器具類の大型化やシステム化による利便性や快適性が向上し、LPガスの利用はますます加速していくとみられる。

魅力あるLPガス住宅(2)

LPガスを活用した住宅の一例。

魅力あるLPガス住宅(3)

 快適に過ごしながら、無理なくできるエコな暮らしー。エコロジーとエコノミーをかなえる上手な生活を実現するためにLPガス業界では、「ウィズガス」を提唱、推進している。これを実現してくれるのがエコジョーズとエコウィル。ともに高効率で環境にやさしい家庭用ガスシステムとして注目を浴びている。いずれも導入時に国の補助金対象となるなどメリットがいっぱい。特徴を紹介する。

エコジョーズ

 従来型のガス風呂給湯器を大幅に改良し、エネルギー消費を抑え、家計の出費も削減する次世代型ガス給湯器。従来利用せずに排気していたお湯を温めるときに出る高温の燃焼ガスを再利用し、あらかじめ水を温める。予熱するダブル効果で従来タイプに比べて少ないガス消費量で加熱でき、エネルギーを無駄にせず高い熱効率を実現する。

エコウィル

 クリーンなLPガスで発電し、その時に出る排熱でお湯を沸かし、暖房もできる「ガス・コージェネレーション(1種類のエネルギーから複数のエネルギーを取り出す)システム」。ガスで発電、排熱でお湯づくりというのが特徴で、エネルギーの無駄遣いを減らし、光熱費を大幅に軽減できる。床暖房や浴室暖房乾燥機、ミストサウナ、便利な全自動風呂まで家全体を快適空間に変える。

魅力あるLPガス住宅(4)

 LPガスは島根県内でも飛躍的に利用家庭が増え続け、90.1%の普及率と幅広く活用されている。今後ますます増える需要に対し、供給と価格見通しを予測してみよう。
※世帯数は2007年3月、利用戸数は同年10月調べ。

今後は増産と輸出増で安定供給

 世界のLPG生産量は2005年が2億2000万・。主力の中東カタールで世界最大のLNG基地の建設に伴う天然ガスの大増産で随伴ガスであるLPGも増産され、2年後には2.2倍、4年後には2.6倍となる。

価格は下がる見通し

 一方、価格面では現在最大の輸出国であるサウジアラビアが打ち出すコントラクト・プライス(CP・通告価格)に影響される。06年7月がプロパンはトン当たり502ドルだったが、07年12月が860ドル。今年7月には905ドルと最高値をつけるなど原油価格高騰に合わせてアップした。その後原油価格下落に伴い8月が860ドル、9月が800ドルと下げている。

 今後は、サウジアラビアを上回る国々の輸出量急拡大と天然ガスほどには増えない需要面からCP価格は指標性を薄めていき、LPガス価格は他のエネルギーより下がる見通しである。

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