住宅情報紙HOME

魅力あるLPガス住宅HOMe No.13住宅情報紙HOMeホーム

山陰中央新報発行の島根・鳥取の住宅情報紙HOMe No.13

魅力あるLPガス住宅

環境に優しい「エネファーム」 / 5月から販売スタート

 LPガスなどから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させて発電する家庭用燃料電池システム「エネファーム」の販売が、2009年5月からいよいよスタートする。

 CO2の排出量を削減することができ、地球環境に優しいシステムとして、大きな期待を背負っての登場だ。

エネファーム

太陽光発電システム(2)
家庭用燃料電池システム「エネファーム」。狭い通路でもラクラク設置できる。

 「エネファーム」は、発電する燃料電池ユニットと、排熱を活用して温めたお湯を貯めておく貯湯ユニットで構成。一次エネルギー効率が70~80%と高いのが特徴で、CO2の排出量も、火力発電と給湯器を使った従来のシステムと比べて30~40%程度も削減することができるという。

 家庭内で電気をつくるので、電気代とガス代をトータルした光熱費も大幅削減。家計にも優しいシステムだ。

 価格は一台320万円程度で、政府が設置家庭に対し、140万円を上限に補助する。政府の「低炭素社会づくり行動計画」達成のために技術開発を進め、2015年にはメーカー出荷価格で50万円にすることを目指している。

魅力あるLPガス住宅(2)

喜び続々、利用者の声

 2005年度から実施されている「大規模実証事業」では、全国で3307件のモニターがエネファームを利用し、効果を実感している。全国から続々寄せられている満足の声を紹介する。

◇燃料電池を使うことで「エコに貢献しているんだ」と胸を張っています(福岡県・小西さん)
◇杉の木133本が一年に吸い込むCO2量を削減していると知り、感動しました(千葉県・斎藤さん)
◇音がとても静かで、ご近所に迷惑をかける心配も一切ありません(埼玉県・中根さん)
◇毎日、毎月の発電量がひと目で分かり、家で発電しているのを実感できるのが新鮮(山梨県・古屋さん)

福岡水素タウン

魅力あるLPガス住宅(3)
団地内の150世帯がエネファームを導入している「福岡水素タウン」。

 エネファームを活用した環境にやさしいモデル都市「福岡水素タウン」が今年二月、福岡県前原市に完成した。同県が、水素エネルギーの戦略的な活用に力を入れているのを受け、同市の「南風台団地」と「美咲が丘団地」の150世帯で、LPガス仕様のエネファームを導入し、約4年間かけて省エネ効果などを検証する。家庭用燃料電池システムをこれだけ大規模に集中設置するのは世界で初めての取り組みで、成果が注目される。

エネファーム利用の家

太陽光発電システム(2)
自宅の新築を機にエネファームを使い始めた山本陽一郎さん方。

 「環境にやさしい生活を送るため、使ってみようと思った」と話すのは松江市片原町の山本陽一郎さん(68)。昨年3月に自宅を新築したのを機に、実証試験を展開しているエネファームを自宅で利用し始めた。

 使ってみると、環境だけでなく、家計への貢献も大きかった。それまでは、電気とガス、灯油などを組み合わせて使っており、年間の光熱費は約26万円。エネファーム導入後の光熱費は約16万円で、約10万円も割安に。妻の陽子さん(65)は「こんなに安くなるなんて」と驚きと喜びを隠さない。

 新築の家は、健史さん(39)夫妻との二世帯住宅。「これから家族が増え、されに威力を発揮してくれるだろう」とエネファームの効果に期待している。

エコジョーズ

太陽光発電システム(2)
小型軽量で安価な高機能ガス給湯暖房システム「エコジョーズ」。

 小型軽量で価格も求めやすい高機能ガス給湯暖房システム「エコジョーズ」。独自の排熱回収システムで給湯熱効率が高く、大気中への不要な熱の放出が少ないのに加え、ガス使用量も少なくて済み、ランニングコストもぐんとお得。CO2排出量とコストの削減を実現しており、このたびの省エネ法一部改正で、ヒートポンプ式電気温水器「エコキュート」と同等の省エネ性能があると位置付けられている。

ページの先頭