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庭づくりを楽しむHOMe No.13住宅情報紙HOMeホーム

山陰中央新報発行の島根・鳥取の住宅情報紙HOMe No.13

庭づくりを楽しむ

庭の環境について

  • 拡大庭づくりを楽しむ(1)
  • 拡大庭づくりを楽しむ(2)
  • 拡大庭づくりを楽しむ(3)
  • 拡大庭づくりを楽しむ(4)
  • 拡大庭づくりを楽しむ(5)

 庭づくりは戸建て住宅ならではの楽しみで、心を和ませる大切な役割を果たします。室内から眺める手入れの行き届いた庭は、訪問者もてなしの重要な要素です。

 上級造園修景士で、松江市大庭町の松浦造園専務、桐田司さんによる「庭づくりを楽しむ」シリーズ第5回は「庭の環境について」がテーマです。

 庭木類を健全に育てるために重要なことは、環境づくりです。日当たりや風通しなど、周辺環境との関連が大きく、改善が難しいものもありますが、土壌環境は、人工的に改良することが可能です。

 木の種類によって若干土壌環境に対する適性は異なりますが、普通、水はけ、水持ちの良い土壌が基本となります。冬場に降水量の多い山陰では、排水を基本に考えることが重要です。排水が良過ぎる場合は人間の手で補うことはできますが、地中に浸透した多過ぎる水を取ることは困難です。

 住宅を造成地盤に建築する場合、地山の硬い切り土地盤か、盛り土を締め固めた排水の悪い状態が多く見受けられます。

 この改善を行って庭づくりに取り組むことが、庭を長く楽しむことの第一歩となります。
◇庭専用の排水口を作る。状況によっては地下排水溝設備を設ける。
◇硬い地盤に縦穴を掘り、地下に水が抜けるようにする。
◇庭を造る場所は建築時に良質土に入れ替えておく。
などの方法があります。

 家を建てる場合、住宅のことだけでなく後の庭づくりのことも考慮しておくと、大掛がかりな工事をしなくて済むことになります。

庭づくりを楽しむ(6)

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