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リフォーム体験HOMe No.13住宅情報紙HOMeホーム

山陰中央新報発行の島根・鳥取の住宅情報紙HOMe No.13

リフォーム体験

機能性を追求したバリアフリー住宅

  • 拡大リフォーム体験(1)
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 築地松に囲まれた住宅が点在し、田園地帯が広がる出雲平野。島根県斐川町のAさん宅は1970年ごろに建築された典型的な農家の住宅だった。築40年が過ぎ老朽化が進み、また、段差も多かったため、母屋の横にあった納屋を解体してリフォームすることにした。

 全面をバリアフリーとし、オール電化住宅に変え安全面に配慮した。玄関は素材にこだわった珪(けい)藻土の壁、杉の豪天井で周りを吉野杉で組み上げた網代(あじろ)天井にし、豪華さを演出している。年老いた両親のため、また、夫婦の将来に備え、玄関には二段式の広いアプローチを設置した。腰板には手すりを設け高齢化対策をとった。

 ダイニングキッチンの床材は、ご主人がこだわった堅い桜を使い、傷が付きにくいよう配慮した。キッチンは奥さんが選んだ対面式で、IHクッキングヒーターが備わっている。室内は天窓が取ってあり、明るく光が差し込む。リビングとダイニングを仕切る建具は、つり下げ式で下に敷居がない。2メートル30センチの高さがあり、開放すれば一体的な空間となる。

 南北に遮へい物がないため風通しは抜群で、真夏でもエアコンをほとんど使わない。冬も深夜電力を使う蓄熱ヒーターで朝から快適に過ごせる。

 ご主人は「格子」にこだわりがあり、玄関から居間に入る引き戸は自身が選び、中には自ら制作した家紋を入れた。そのほか、テーブルやげた箱などにも格子柄が取り入れられ、統一感を持たせている。

 人が集まりやすくなった広いダイニングキッチンや夫婦の寝室、明るい浴室などが新しくなったほか、キッチンの横には四畳ほどの食器収納室も設置された。

 夫婦は「今まで段差だらけの家に住んでいたので、本当に快適です。バリアフリーに慣れて、よその家に行くとつまずいてしまいます」と楽しそうに話している。

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