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古き良き日本の面影を残す 100年後を見据えた住まい
松江城の北側、武家屋敷などが並ぶ堀川の町並みに完成したU邸は、2010年のグッドデザイン賞を受賞した家。古民家のエッセンスを生かしながら、100年先を見据えた、現代の住まいづくりを拝見した。
古民家に学んだ木造建築の素晴らしさ
2人目の子供が生まれて、借りていたアパートが手狭になったため、新しい住まいづくりを考え始めたUさん。
「建装の展示会に足を運んだ時、力強い木の雰囲気や、自然素材を使った家づくりが気に入りました」(ご主人)
Uさんが選んだモデルは「HABITA」。 世界的にみても美しく、魅力あふれる日本の木造住宅を現代風にアレンジした住まいだ。
完成したU邸は、黒壁と石州瓦が重厚な雰囲気を醸す和風モダンな家だ。瓦や竹などを配したアプローチを通って中へ入ると、来待石が敷かれた土間風の玄関が出迎えてくれる。
床はパインをアンティークに仕上げた無垢材、壁には調湿・消臭効果のあるドイツの自然粘土塗料を使用。家全体をモノトーンに統一し、趣ある空間に仕上げている。
壁塗りには家族も参加し、家中には建築中の楽しい思い出が詰まっている。
何度も相談を重ね理想の空間を形に
2階には、ご夫妻のお気に入りのスペースがある。
ご主人のお気に入りは、玄関収納の上にできたニッチ空間を活用した書斎。勾配天井が印象的な隠れ家的空間に仕上がっている。奥さまのお気に入りは、広い多目的スペース。お子さんの格好の遊び場にもなって、家族の笑顔が絶えない場所だ。 「家は実物を見てみないと、自分たちに合っているかどうか分からない。だから展示会などで実際の家を見て回ることが、良い家づくりに大切です」(ご主人)
「私たちは家づくりの素人なので、要望をうまく伝えられないことも多い。だからこそ、丁寧に希望を聞いてくれたり、親身になって相談にのってくれる工務店を探すのが大切です」(奥さま)。
家づくりのポイントを語るご夫妻は、理想の住まいで、新しい暮らしを楽しんでいる。














