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増改築プラザHOMe No.18住宅情報紙HOMeホーム
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築100年の古民家を耐震補強し、次の時代へ受け継ぐ
現代との建築法の違いが多く、困難が多いとされる古民家のリフォーム。しかし、先祖代々守り継がれてきた家は、家族の歴史が詰まった大切な財産だ。そこで築100年の住宅を耐震補強し、リフォームしたお宅にお邪魔した。
基礎部分を大幅改築耐震補強し安心安全な住まいに
大正時代に建てられたというE邸。鳥取大地震をはじめ、多くの災害を耐え、家族の暮らしを守ってきた家だ。しかし築100年が経過し、老朽化が進行。数年前まではEさんのご両親が2人でお住まいだったが、Eさん家族が同居することになり、安心安全な住まいにしたいとリフォームを決意した。
古民家は、床下に基礎はなく、石の上に柱を立てただけの簡易な構造。外周のほとんどが窓で、壁が少なく、耐震性だけでなく、断熱性や気密性にも大きな問題があった。
そこでリフォームは、新たに基礎部分を作り直すところからスタート。床下は、コンクリートを打ち、しっかりとした基礎を作った。また、窓だった部分を壁に修正したり、筋交いをプラスしたりして、現在の耐震基準に見合う構造に。壁には「ウレタン吹き付け断熱」を施し、窓には「アルミ樹脂複合サッシ」を取り付けるなど、断熱性、機密性を高める工夫も施した。
暗い北側の和室が吹き抜けの明るいリビングに
室内は、家の北側にあった和室や納戸を全面改修。フローリングと琉球畳を配した、12畳のモダンなリビングに作り替えた。2階部分を取り払い、吹き抜けにすることで、自然光が差し込む明るい空間に。床材はヒノキの無垢材、壁は珪藻土を使用。自然素材を使った落ち着いた空間が、隣にある伝統的な和室とも調和している。
また物置になっていた和室もフローリングにし、天窓を設け、明るく清潔感あふれる空間に。現在はご主人の部屋になっている。
「天窓があるので明るいし、風通しがとてもよくなりました。今年の夏は、自然の風が入るので、エアコン要らずでしたよ」と、ご主人も快適さを実感している。
そのほか、段差のあった縁側をバリアフリーにしたり、階段の入口を広げたりして、動線も改善。また屋外にあった古い牛小屋を改修し、ご主人の趣味であるバイクの車庫に改修した。
こうして新しく生まれ変わったE邸。リフォームによって、築100年の古民家が、次世代に受け継がれていく。















