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土木コンサルのノウハウ活用/住宅地盤の調査・診断事業に力/藤井基礎設計事務所

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宅地壁面の傾きなどを調べる藤井基礎設計事務所の技術士

 土木コンサルタントの(株)藤井基礎設計事務所(松江市東津田町、藤井三千勇社長) が、住宅地盤の調査・診断事業に力を入れている。土木コンサルタントのノウハウを活 用し、施主と施工業者以外の第三者的な立場から、助言。耐震強度偽装事件がきっかけ となり、住宅の安全・安心が注目される中、主に島根県内をターゲットに市場開拓を進 める。

 調査・診断は▽地盤の変化、沈下▽軟弱地盤上の盛土▽宅地地盤の強さ▽裏山の崩れ▽ 宅地の有害物質─の5つ。それぞれ、地すべり防止工事士や住宅地盤主任技士、地質調 査技士、公害防止管理者などの資格を持つ同社社員が現場を訪れ、依頼主からの聞き取 りや地層を目視するなどして、地盤の良しあしを確認。簡易地盤調査法の「スエーデン サウンディング」のほか、軟弱地盤の場合は、ボーリングマシンなどで詳細に調べ、図 や写真を交えて現状や原因、対策法などをまとめた報告書を作成、依頼主に説明する。 調査に必要な日数は1日から1週間。

 対策が必要と判断した場合は、地盤改良やくい打ちなど、適した工法をアドバイス。 地盤改良やくい基礎の設計も担う。新築住宅の地盤調査費は良質地盤なら4~5万円、 軟弱地盤なら20万円程度で別途、2万6250円を支払うと10年間の地盤保証が付 く。既存住宅の地盤変化やがけの診断、地盤改良などの設計は5万円程度、土壌分析は 16万円程度、井戸水の水質分析は4万円程度になる。電話相談と見積もりは無料。

 公共事業が減少する中、同社には、以前から「がけ崩れの危険性を調べて欲しい」な どの相談があり、ニーズはあるとみて事業化を模索。昨年の夏に、住宅保証機構(東京 都)が実施する「地盤保証制度」の登録地盤会社となり2月、社内に「しまね住宅地盤 診断センター」(センター長・永井和之基礎設計室長)を設立した。藤井社長は「これ まで培ってきたノウハウを生かして、中立的な立場で診断する。特に島根半島は軟弱地 盤も少なくないことから、市民の安全・安心に貢献したい」と話した。

 問い合わせは同センター、TEL0852(23)6721。

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