住宅関連情報

09/12/24住宅関連情報住まいの情報ホーム

住宅に関する情報をご紹介します。

松江市の高層建築物対策/市景観審議会が方針/数値基準設け規制強化/来春にも原案/11年4月運用目指す

 松江市は、市街化区域で新築・改築される高層マンションなど大規模建築物の高さについて、数値基準を設けて規制する方針を決め、21日、市景観審議会に報告した。数値基準は2010年3月ごろに原案をつくり、市民からの意見集約を経て、11年4月からの運用を目指す。

 松江市では近年、松江城周辺や宍道湖岸などに高層マンションが林立。近隣住民らが、景観や「日照権」などを損なうとし、建設計画の見直しを求める動きが続発し、市も対応に苦 慮してきた。

 このため同市は07年3月に景観法に基づき、市内全域を対象に、景観形成の方針などを定めた市景観計画を策定。対策の強化に乗り出した。

 同計画の中で、高さ規制の数値基準があるのは、伝統美観保存区域の塩見縄手(12メートル)など一部地域。そのほかの地域は松江城天守閣、田和山史跡公園(同市田和山町)、大塚山公園(同市八束町)の3カ所からの眺望が基準となっており、不明確さが指摘されていた。

 同市都市景観課が同審議会に示した方針によると、数値基準は市街化区域(2848ヘクタール)の全域を対象に住居や商業、工業など、都市計画上の用途地域別に設定。同計画の既存基準は踏襲する。

 来年1月末ごろ、同審議会に同計画の変更を諮問し、原案に対する市民からの意見聴取会などを経て、10年7月ごろに審議会の答申を受ける。

 この過程で、高さ規制違反に対し、市が是正を命令できる地域を、現在の塩見縄手など一部地域から拡大することも検討。住民の合意形成や地権者の権利などに配慮し、慎重に判断する。

一覧

ページの先頭