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島根産ゼオライトの床下調湿材/大反響受け商品化へ/リフォームTV番組の施工業者



床下に1~2センチの厚さで敷き詰められたゼオライト。調湿や防虫、防カビなどの効果があるという(資料)
(上)大田市仁摩町にあるゼオライトの採掘場

 島根県産の天然鉱物・ゼオライトが、住宅リフォームをテーマにした人気テレビ番組に床下調湿材として取り上げられ、注目が高まっている。放送直後から県内メーカーには問い合わせが相次ぎ、施工を担当した広島の業者は、大きな反響を受けて自社商品化を急きょ決定。全国展開のチャンス到来に、関係者の意気込みは強い。

 島根県産ゼオライトが取り上げられたのは、朝日放送製作の「大改造!!劇的ビフォーアフター」。老朽化や設計上の問題などを抱える住宅を、建築士によるさまざまなアイデアを基に全面改築する人気バラエティー番組で、6月27日の放送では、山口県下松市の埋め立て地に建つ物件で、湿気対策の一つとして調湿効果のあるゼオライトを床下に敷き詰めた。

 製品を提供したゼオライトメーカーのイズカ(出雲市長浜町)の桑本吉明統括部長は「番組のエンドロールにしか社名は出ていないのに、工務店や個人から問い合わせがある」と思わぬ反響に驚く。床下調湿材としての利用は約10年前に全国的なブームとなって以降、下火となっていただけに「これを機にブームを復活させたい」と意欲的だ。

 番組で施工を担当した広島の業者は自社商品を今夏にも発売予定。西日本エリアで業者向けに販売するほか、ホームセンターなどでの取り扱いも計画しているという。

 県内には床下調湿材以外にも、地元産の天然ゼオライトを使った塗り壁材や園芸資材などの商品があり、新しい用途の研究開発も進められている。ゼオライトの事業展開を支援する、しまね産業振興財団の酒井礼男顧問は「貴重な地域資源として、全国に売り込む機運を盛り上げたい」と話している。

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