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石州瓦」関東で販路拡大進む/公共施設の需要発掘/専門員配置し営業攻勢

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石州瓦が採用された茨城県牛久市立ひたち野うしく小学校の校舎=同市

 島根県西部の特産・石州瓦が、関東地区で市場を広げようとしている。石州瓦の地元メーカーと関東地区での販売先をつなぐコーディネーターが配置されるなど、大型の公共施設需要を発掘。石州瓦全体の出荷量が伸び悩む中、現状打開に向けた、新たな販路拡大の動きが首都圏で進む。

 これまで石州瓦は関東全域で年3、4件程度、大型の公共施設に採用されていたが、2009年度は6件に増えた。

 凍害や塩害に強いといった品質の高さや赤瓦独特の色合いへの評価が採用増の理由。公共施設以外でも一般住宅の需要も増えつつある。

 今春、開校した茨城県牛久市立ひたち野うしく小学校(同市)の校舎は、約6万枚が使用された大型物件。4300平方メートルの新校舎の屋根に、石央瓦販売(現・丸惣、江津市)が出荷した赤茶系3色の洋瓦が混ぜ葺(ふ)きされ、ぬくもりのある景観を生んでいる。

 屋根瓦以外の市場も創出。4月、木村窯業所(江津市)が出荷したタイル製品が福島県須賀川市の市立馬町広場に初めて採用された。

 増加の背景の一つにあるのが、国のふるさと雇用再生特別基金事業を使って雇用した島根県石央地域地場産業センター地域資源販路開拓コーディネーターの鳶川慎一さん(34)の存在。

 昨秋から関東地区の担当として営業活動に取り組む中で、既に2件の紹介役を果たしたほか、新たに2件採用につながる動きもあるという。

 関東地区では、シェアの多くを他県産が占めているのが現状だが、鳶川さんは「需要が増えている住宅に加え、大型物件への採用を働きかけ、シェア拡大に貢献したい」と意気込んでいる。

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