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家の「無料修理」ご用心/法外な手数料請求/業者とのトラブル急増

 豪雨や台風といった自然災害による家屋の損傷被害を「保険で無料修理できる」と持ち掛けて法外な手数料を請求するなど、悪質な修理業者と消費者のトラブルが急増していることが、日本損害保険協会などの調べで分かった。

これから全国的に本格的な梅雨の季節、台風シーズンを迎える。同協会は修理業者と契約する前に、必ず加入している損害保険会社か保険代理店に連絡するよう消費者に注意を呼び掛けている。

 自然災害による住宅の損害は多くの場合、加入している火災保険などで補償される。しかし、自然の消耗や劣化、さびなどは保険金支払いの対象にならない。

 消費者からは「『自己負担ゼロ』と説明され契約したが、実際には保険金支払いの対象ではなく、数十万円の自己負担になった」といった苦情や「業者が意図的に屋根瓦を壊していた。許せない」との訴えもある。

 同協会によると、この商法は「無料の強調」「法外な手数料要求」のほか①業者が住宅修理サービスと併せて保険金請求を代行する②解約しようとすると法外な違約金を請求する③うその理由で保険金申請を勧める―などが特徴。

 ある大手損害保険会社には昨年10月から今年3月末までの半年間に、こうした業者からの不正請求が389件に上り、計約2億8600万円の保険金支払いを拒否した。国民生活センターへの相談件数も増えている。

 同協会によると多くの業者が、台風や豪雪の被害地域を中心に営業部隊を送り、ローラー作戦による訪問販売を展開する。フランチャイズ形式で幅広いネットワークを全国で形成しているケースもある。中には「半グレ」と呼ばれる暴力的な集団が関係している事例も報告されている。

 保険金の不正請求に加担したとみなされると、保険契約を解除される可能性がある。また、過大な保険金請求が増えれば、保険料の値上がりにつながるという。

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