(24)オオヨシキリ 大きく口開け鋭い鳴き声

 松江市の宍道湖北岸に広がる長江干拓地(同市打出町)。陽気に誘われ足を運んでみると、「ギョギョシ、ギョシ、ケケケシ」と鳴きじゃくる、オオヨシキリの鳴き声が響いていた。思わず足が止まるほどのけたたましさだ。

 オオヨシキリは、スズメ目ウグイス亜科。全身オリーブ褐色で、のどから下が白っぽいのが特徴。マレー半島、インドシナ半島から夏鳥として渡来する。

 河川や湖沼のヨシの茂みなどの草地に生息。繁殖期には、草のてっぺんでさえずる。秋から冬にかけては暖かい東南アジアに戻る。

 遠くで鳴き声がしたと思ったら、あっという間にこちらに飛んできた。草をわしづかみし、羽を立て、さえずりだした。口の中の朱色まで見て取れる。愛嬌(あいきょう)のある姿に心が和んだ。
縄張りを宣言しているのか、けたたましくさえずるオオヨシキリ。大きく開けた口の中から見える朱色が印象的だ=松江市打出町

2005年6月7日 無断転載禁止