(27)ハクセキレイ なじみ深い愛嬌振りまく

 スーッと川辺に舞い降りたハクセキレイ。どこでも見掛ける鳥だが、カメラを向けると、警戒心からかすぐに飛び去った。

 スズメ目セキレイ科で、ユーラシア大陸に広く分布。冬はアフリカ大陸、インド、東南アジアに渡って過ごすものがある。日本では冬に姿を見せるものが多く、繁殖は北海道と本州で行う。

 体長は約20センチ。ほっそりとして、長い尾をよく上下に振る。額から眉斑(びはん)、のどからほおが白く、黒い過眼線が目立つ。

 人の動きが多い町中にもよく姿を見せ、歩き回って餌をあさる。突然フライングキャッチ法で空中に飛び出して飛んでいる虫も捕らえることもある。見ていても飽きない、愛嬌(あいきょう)を感じさせる鳥だ。

 ねぐらもネオンのある看板や、街路樹、橋げたなど、さまざまなところに作る。車のエンジンルームに巣を作ったことが話題になったことも…。

 意外とよく目にするので「これなら簡単に撮影できそうだ」と思ったが、ハクセキレイにとって異質なレンズには敏感に反応した。なかなか撮らしてもらえずファインダー内に収まった時にはほっとした。
川辺に舞い降りたハクセキレイ。歩き回りながら餌をついばんでいた=米子市彦名町

2005年9月6日 無断転載禁止