(31)ハイタカ 迫力感じる鋭い目つき

 米子水鳥公園(米子市彦名新田)のネイチャーセンターの屋根に猛きん類のハイタカが舞い降りた。獲物の小鳥を探しているのか、きょろきょろ辺りを見回している。小柄だが、鋭い目つきとくちばしに迫力を感じる。

 ハイタカはタカ目、タカ科。全長雄約三〇センチ、雌約四〇センチで、本州と北海道の山林で繁殖。この時季、農耕地や河川などでもその雄姿がよく見られる。雄の胸には橙褐色の、雌には灰褐色の横しまがあるのが特徴だ。

 望遠レンズを向けるが距離がありすぎて表情が撮れない。焦っていると突然、ハイタカが飛び立ち、スズメの群れに突入した。「チュチュチュチュチュー」。甲高いスズメの”悲鳴”が響く。しかし、狩りは失敗に終わったようだった。

 幸運なことに、ハイタカがいきなり近くの広葉樹に移った。再び目をきょろきょろさせている。巨大なレンズを思いっきり振り、ファインダーをのぞき込みながらアップで撮影することができた。満ち足りた気分になった。

広葉樹に止まり獲物の小鳥を狙う猛きん類のハイタカ=米子市彦名新田、米子水鳥公園

2005年12月6日 無断転載禁止