(34)マガモ 水しぶき上げ突然乱舞

 突然、数十羽のマガモの群れが視界に広がった。

 小雨の降る冬の湖北平野。小川から飛び上がった群れは水しぶきを上げながら乱舞し、「グェッグェッ」と、辺りに濁った鳴き声を響かせた。

 マガモはカモ目カモ科。体長約60センチ。河川、湖沼などに生息。本州中部以北で繁殖するが、局地的で、多くは冬鳥としてユーラシア大陸などから飛来する。

 雄は頭部が光沢のある緑色。首の中間には白い輪がある。雌は全身が茶褐色でくちばしは橙褐色。上くちばしの多くに黒色が入り、脚はオレンジ色だ。

 いきなり舞い上がったカモのけたたましい羽音に、すかさず体が反応。望遠レンズを左に大きく動かし連写した。ファインダーの中は、鳥たちの生命力、躍動感に満ちあふれていた。
一斉に飛び上がるマガモの群れ。躍動感みなぎる=松江市西浜佐陀町

2006年2月7日 無断転載禁止