(35)イソヒヨドリ 愛嬌振りまく真ん丸の目

 宍道湖の北岸で大きく澄んだ声で鳴くイソヒヨドリを見つけた。民家の屋根から屋根へぽんぽん飛び移りながら、キョロキョロと辺りを見回している。愛嬌(あいきょう)のある鳥だ。

 イソヒヨドリはスズメ目、ツグミ科。体長約23センチ。雄は腹以下の下面が赤みのあるレンガ色。雌は全身暗褐色で胸から腹にうろこ模様があるのが特徴。

 海岸のがけや海に面した市街地のビルなどに営巣。周辺で昆虫などの餌を探し求めている。

 耳に残った鳴き声。後で図鑑で調べてみると、「ヒヨーチィ、チョビピィヒョヒョ」と鳴いているそうだ。鳥の鳴き声は微妙だ。

 いきなり振り向いた。胸の感じから雌のようだ。くちばしをつむぎ、きょとんとした真ん丸い目がかわいらしい。シャッターを切るとすぐ、どこかに飛び去った。
屋根の上で羽を休めるイソヒヨドリの雌。目をキョロキョロさせながら辺りをうかがっていた=松江市東長江町

2006年3月8日 無断転載禁止