1、2月の重大ニュース

▼秋篠宮妃紀子さまご懐妊
 秋篠宮妃紀子さま(39)が懐妊されたことが2月7日分かった。妊娠約6週間で、今年9月末に出産予定で経過は順調。秋篠宮さま(40)と紀子さまにとっては長女眞子さま(14)、二女佳子さま(11)に続く第3子。天皇、皇后両陛下にとっては、皇太子家の長女愛子さま(4)に続く4人目の孫となる。
 男子が誕生すると、皇室では1965年の秋篠宮さま以来41年ぶり。皇位継承順位は皇太子さま、秋篠宮さまに続く第3位。
 小泉純一郎首相は8日、女性、女系天皇を認める皇室典範改正案について今国会提出は先送りし、党内の意見調整を重ねて、慎重に対応する方向転換を示した。

▼記録的な大雪 死者続出
 強い寒波が日本列島を次々と襲い新潟、山陰など日本海側で1月5日から大雪が降り続いた。新潟県津南町では5日現在393センチの積雪となり、これまでの記録(369センチ)を更新した。
 一方で、春の陽気に一転した15日、除雪中の事故が相次ぎ、鳥取、秋田、山形など5県で計5人が死亡した。昨年12月以降の大雪の死者数は、2月21日までに134人となり、1983-84年(死者131人)以来、最悪となった。昨年12月からの大雪で、20道府県で住宅被害は600棟に及び、農作物にも低温やビニールハウス倒壊などの被害が続出した。

▼邑南のスキー場で雪崩発生
 1月14日午前9時15分ごろ、島根県邑南町市木のスキー場「瑞穂ハイランド」で雪崩が発生。県警など2日間の捜索活動が行われたが、ゲレンデにいたスキー客7人は難を逃れ、被害はなかった。

▼大山で除雪作業中に4人生き埋め
 1月13日午前11時15分ごろ、鳥取県大山町の大山寺旅館街にある、健康機器製造販売会社所有の保養施設「寂静庵」で、除雪作業をしていた同社社員など6人のうち4人が、屋根からずり落ちた雪で生き埋めになった。2人は自力で脱出、残る2人は消防士らが救出したが、うち1人が3日後に病院で死亡した。

▼堀江社長ら4人逮捕
 インターネット関連サービス会社「ライブドア」グループの証券取引法違反事件で、東京地検特捜部は1月23日夜、同法違反(偽計取引、風説の流布)の疑いで同社社長堀江貴文容疑者ら4人を逮捕した。企業買収などで株の時価総額を拡大させ、短期間に急成長した情報技術(IT)企業をめぐる疑惑はトップの刑事責任追及に発展した。東京証券取引所はライブドアなどの上場廃止を審査するため、同日付で監理ポストに移した。東京地検は2月13日、証券取引法違反(風説の流布、偽計取引)の罪で堀江貴文容疑者ら4人と法人としてのライブドア、関連会社ライブドアマーケティング(旧バリュークリックジャパン)の2社を起訴した。

▼東証が初の取引停止
 東京証券取引所は1月18日、ライブドアの粉飾決算疑惑などを受け午前から個人投資家を中心に株式売買の注文が殺到したことから、売買を成立させるシステムの処理能力の限界に近づいたとして、午後2時40分に通常の取引時間を20分残し、株式など全銘柄の取引を停止する緊急措置を発動した。システムの能力が原因の取引の全面停止は、東証設立以来初めて。

▼JR伯備線で保線作業員3人死亡
 1月24日午後1時20分ごろ、鳥取県江府町武庫のJR伯備線根雨-武庫間で、保線作業をしていたJR西日本米子保線区の社員7人のうち4人が、岡山発出雲市行きの下り特急スーパーやくも9号にはねられ、3人が死亡した。
 線路内の敷石を突き固める作業が行われていた。現場は単線で見通しは良かった。
 JR西日本は、事故の再発防止策として、管内で保線作業を行う際は列車の運行を一時止めると発表。同支社も管内での保線作業を10日間中止した。

▼米国産牛肉に危険部位発見
 牛海綿状脳症(BSE)対策で除去が義務づけられている牛の脊柱(せきちゅう)が1月20日、成田空港で検疫手続き中の米国産牛肉から見つかり、政府は即日、再び米国産の禁輸措置(輸入停止)に踏み切った。
 背骨は脳などとともにBSEの原因物質が蓄積しやすい「特定危険部位」で、除去の義務づけを条件に昨年12月、政府は輸入を再開した。

▼防衛施設庁の3幹部談合で逮捕
 防衛施設庁発注の空調設備工事で、同庁幹部が落札予定業者の選定に深くかかわった疑いが強まり、東京地検特捜部は1月30日、競売入札妨害の疑いで同庁ナンバー3の技術審議官河野孝義容疑者(57)ら3人を逮捕した。複数の空調メーカーに同庁OBが天下っており、幹部らが天下りの見返りに受注調整を代々引き継いできた「官製談合事件」が明らかになった。2月21日にはゼネコンの米軍岩国基地土木工事の受注調整などを主導したとして3人が再逮捕された。

▼トリノ五輪 荒川が金メダル獲得
 雪と氷のスポーツの祭典、第20回冬季オリンピック・トリノ大会は2月10日夜(日本時間11日早朝)の開会式で幕を開けた。冬季五輪史上最多の80カ国・地域が参加。日本は海外の冬季五輪で最多となる238人の選手団(選手112人)が参加した。メダルの期待がかかったスピードスケートの選手団主将岡崎朋美(富士急)らはメダルに手がとどかず日本勢は不振を続けた。終盤に行われたフィギュアスケート女子で、ショートプログラムで3位につけた荒川静香(プリンスホテル)は24日のフリー演技で伸びやかな演技を披露し、逆転で金メダルを手中にした。五輪フィギュアでアジア選手の優勝は史上初の快挙。日本選手のメダルは1992年アルベールビル大会銀の伊藤みどり以来2個目。冬季五輪で日本の金メダルは2大会ぶり通算9個目。

▼島根県で初の「竹島の日」
 昨年3月の条例制定後、初めて迎えた「竹島の日」の2月22日、島根県や県議会などが松江市殿町の県民会館で、竹島(韓国名・独島)の領有権の早期確立に向け、記念式典とフォーラムを開いた。澄田信義知事らは、1952年の李承晩ラインの一方的な宣言以降、韓国が実力支配を続け、漁業面でも深刻な被害が出ていながら、進展のない領有権問題を、外交交渉で平和的に解決する必要性を強調。同時に、交流は分離して、より促進するよう訴えた。
 フォーラムでは、県が昨年6月に設置した竹島問題研究会の座長を務める下條正男拓殖大学教授らが、竹島の領有権問題を検証、考察。下條座長は双方が客観的な研究を進め、対話する環境をつくる重要性を説いた。

2006年3月8日 無断転載禁止

こども新聞