石見銀山遺跡のご当地ソング発売へ

竹腰創一市長に石見銀山遺跡を題材にした演歌の制作を説明する小西良太郎プロデューサー(右)と歌手の永井裕子さん=大田市大田町、同市役所
 来夏、世界遺産に登録される石見銀山遺跡をテーマにした演歌が作られることになり、小西良太郎プロデューサー(69)や歌手の永井裕子さん(25)ら七人が二十日、大田市の竹腰創一市長を表敬訪問した。新曲のCDは来年六月末ごろ、全国発売される予定。地元では同遺跡の魅力向上と地域活性化につながると期待が膨らむ。

 小西さんが、国民宿舎さんべ荘を経営する同市公社事務局長の宇谷義弘さんに、新曲にふさわしい題材を問い合わせたのがきっかけ。宇谷さんが同遺跡を紹介、登録機運の盛り上げに協力を要請し、舞台に決まった。

 新曲は、石川さゆりさんの「天城越え」などで知られる作詞家の吉岡治さん(72)と、木村友衛さんの「浪花節だよ人生は」などを手掛けた作曲家の四方章人さん(62)が制作。佐賀出身でキングレコードからデビューした永井さんが歌う。

 市役所を訪れた小西さんは「当地に人が集まる曲を作り全国発信したい。登録が正式決定したイベントで披露したい」と表明。吉岡さんは「現地で感じるインスピレーションを織り込みたい」とし、永井さんは「世界遺産になる場の曲を歌うのにプレッシャーを感じるけれど、自らの持ち味で歌いたい」と笑顔で話した。

 ご当地能に続くご当地ソングについて、竹腰市長は「世界遺産を舞台に新たな文化が生まれれば、石見銀山の魅力アップにつながる」と歓迎した。 曲はシングルCD向けに二曲作られ、キングレコードが発売する。

 一行はこの後、同市大森町の龍源寺間歩などを視察し、曲想を練った。


2006年9月20日 無断転載禁止