(46)スズメ 愛きょうあふれるポーズ

ヨシの間から姿を見せたスズメ。人の気配を感じたのか、辺りをキョロキョロとうかがっている=松江市浜佐田町
 「チュンチュン」と朝早くから元気な声でさえずり、詩や短歌、童謡などにも登場するスズメ。寒風が吹き抜ける、松江市の湖北平野(浜佐田町)を訪れると、田んぼから突然、数十羽の群れが飛び立った。


 スズメはスズメ目、ハタオリドリ科。体長約15センチ。小豆色の頭とほおに黒い斑(まだら)があるのが特徴。全国各地の住宅地、都市部の緑地、農耕地など、どこにでも姿を見せるなじみ深い鳥だ。


 群れが平野を南北に貫く佐陀川土手のヨシに降り立った。一羽がぶら下がって、風に揺れている。くるっと顔をひねり、とったポーズがとても愛くるしい。すかさずファインダーに収めた。


 好物は草の種など。収穫前のコメをついばむ一方で、害虫も食べてくれる。家の軒先で餌をついばむ光景もよく見かける。昔から人々の生活と密接な関係を持ち続けている。


2006年11月28日 無断転載禁止