(48)オナガガモ 首が長く体形スマート

米子水鳥公園内で羽を休めるオナガガモの雄。尾の形が美しい=米子市彦名新田
 師走の米子水鳥公園(米子市彦名新田)。小雨交じりの天気の中で、オナガガモの群れが静かに羽を休めていた。

 オナガガモは、カモ目、カモ科で体長は雄75センチ、雌53センチほどで河川、湖沼、干潟に生息する冬鳥だ。

 英名pintailは「針の尾」の意味。その名の通り、16本ある尾羽の中央の2本のみが、針のようにとがっているのと、他のカモとも比べ首が長く、体形がスマートなのが特徴だ。

 水鳥公園には9月に姿を見せ、現在は約千羽に膨れ上がっている。ネイチャーセンターから眺めると、餌の水草を探しているのか、首を上げたり下げたりと忙しそう。

 突然、群れが騒ぎながら移動を始めた。猛禽(もうきん)類が現れているに違いない。しばらくして一羽の雄が岸に向かって泳ぎだした。ファインダー越しに迫ると、意外とあどけない表情だった。

2006年12月26日 無断転載禁止