市民有志が石見神楽面をデータベース化

撮りためた石見神楽面の画像をチェックするメンバーたち=浜田市野原町、いわみーる
 浜田市内に約三千点あると言われる石見神楽面をデジタル画像で記録してデータベース化し、地域資源として保存、活用しようと、市民グループ「石見之国デジタルコンテンツ創作委員会」が撮影を進めている。地域の伝統芸能を、デジタル化で利用しやすくし、新たな価値を創造しようという試みだ。

 同グループは、同市の豊かな自然や歴史的な建造物などをデジタル画像で残し、教育や産業に活用しようと、今年五月に結成。まず、同市で盛んな石見神楽の神楽面の多彩な表情や、地域を代表する伝統芸能として注目し、撮影素材に選んだ。

 昨年十二月から、市内の収集家が所有する神楽面の撮影を開始。撮影したデジタル画像は今後、神楽社中や制作年代別に検索できるよう、データベース化する。

 将来的にはホームページで画像を公開し、地域学習への活用や、神楽面を広告などに使いたい企業への画像データ販売などを計画する。

 同グループの川神裕司会長は「魂がこもった神楽面を、このままにしておくのはもったいない。地域資源の活用策を探りたい」と話した。

2007年1月6日 無断転載禁止