06年度国の手づくり郷土賞 銀山「大森」など受賞

手づくり郷土賞を受賞した大田市の竹腰創一市長(左)、NPO法人の長尾裕昭理事長=広島市中区、国土交通省中国地方整備局
 個性ある地域づくりに励む地域や団体を顕彰する二〇〇六年度「手づくり郷土賞」の授賞式が二十三日、広島市中区の国土交通省中国地方整備局であり、山陰両県から大田市の「石見銀山御料・大森の町並み」と、鳥取市鹿野町のNPO法人「いんしゅう鹿野まちづくり協議会」(長尾裕昭理事長)が受賞した。

 同賞「大賞部門」を受賞した石見銀山地域は、一九八九年にも受賞経験があるが、その後も官民協働で武家屋敷や商家などを整備。本年度からは周辺の無電柱化作業に取り組むなど、長年にわたって町並みの積極的な維持・活用を継続している点が評価された。 

 また、同賞「地域活動部門」を受けた鹿野町のNPOは、同町に四百年前から伝わる鹿野祭りの継承を目指し、空き家を改造した活動拠点で骨董(こっとう)市や盆踊りを開催するなど、祭りを基点にした地域づくりの活動が認められた。

 受賞あいさつで、大田市の竹腰創一市長は「石見銀山の世界遺産登録を控えており、受賞を契機にさらに活動に力を入れたい」と話した。

 賞は国土交通省が一九八六年創設。本年度は全国で計三十件、中国地域からは山陰の二件を含む計四件が選ばれた。


2007年1月24日 無断転載禁止