(53)キンクロハジロ 潜水、お相手探し大忙し

宍道湖の沖合で大きく羽を広げるキンクロハジロ=松江市大垣町
 宍道湖の北岸に足を運んだ。沖合にキンクロハジロがいるのが分かる。名前の通り黄色の目と、冠羽が特徴的だ。

 キンクロハジロは、カモ目、カモ科。体長43センチから46センチ。日本で越冬するカモの中では小さめの部類に入る。

 幅が広く、流れが穏やかな河川などに生息。潜水するのが得意で、魚や水底の貝類を取って食べる。ユーラシア大陸で繁殖し、ヨーロッパや、日本などアジアで冬を過ごす。近年は繁殖相手が見つからず、日本で夏を過ごす若い個体が増えているという。

 望遠レンズを向けた。潜っては魚を捕る行為を繰り返している。突然、胸を突き出し、羽ばたき始めた。愛嬌(あいきょう)さえ感じさせた。

2007年3月6日 無断転載禁止