しまね企業参加の森づくりで契約締結

契約を結び、握手を交わす左から中ノ森寿昭山陰合同銀行地域振興部長と竹腰創一大田市長、神谷光夫大田市森林組合組合長=大田市大田町、大田市役所
 今夏、世界遺産に登録される大田市大森町の石見銀山遺跡周辺の森林を整備する目的で、山陰合同銀行(松江市魚町、若佐博之頭取)と大田市森林組合、同市とが二十八日、しまね企業参加の森づくりの管理委託と無償貸付の契約を締結した。向こう十年間、同行のボランティアと同森林組合が間伐や遊歩道整備などに取り組む。

 締結式はこの日大田市役所であり、同行の中ノ森寿昭地域振興部長と竹腰創一市長、同森林組合の神谷光夫組合長が出席。同行と同市森林組合の間で森林施業・管理委託契約、森林所有者の市と同行は土地無償貸付契約をそれぞれ結んだ。

 対象となる森林は、市が同遺跡の拠点施設を建設する大森町のふれあいの森公園西側にある約十五ヘクタール。日常的に同市森林組合が、広葉樹を育成するための小径木の伐採や森林浴ができる遊歩道などを整備。春と秋の年四日間は、同行の行員と家族ら六百人が森林保全活動し、事業費数百万円を同行が負担する。

 同行は、県民参加の森づくりに向け島根県が創設した「しまね企業参加の森づくり制度」の第一号として昨年十一月、県、大田市、同市森林組合と森林保全活動に関する協定書に調印している。

2007年3月28日 無断転載禁止