5月12日までに「銀山」評価報告書

 石見銀山遺跡の世界遺産登録を目指す大田市の竹腰創一市長は27日の会見で、最初のヤマ場となる国際記念物遺跡会議(イコモス)が国連教育科学文化機関(ユネスコ)に評価報告書を提出する日程を、5月12日までとの見解を示し、「文化庁、島根県と連携し登録に万全を期す」と強調した。

 イコモスは世界文化遺産を審査する機関。竹腰市長は、石見銀山遺跡に関するイコモスの審査結果や協議内容は不明としながら、「(登録の可否に)非常に重要な意味を持つ」と注目する姿勢を示した。

 遺産登録に向けては、1995年から県などと総合調査や国際会議の開催に取り組み、政府がユネスコの世界遺産委員会に推薦した経緯から「人事を尽くして天命を待つ心境」と述べた。

 最終的には、6月23日からニュージーランドで開催される世界遺産委員会で、登録の可否が決まるため、竹腰市長は23日までに同地を訪問。同27日ごろとみられる石見銀山遺跡の審査を見届ける。

 また、同市販売流通課は、28日から始まる黄金週間で5月4日が来訪者のピークと想定。期間中、昨年の4万6000人を上回る5万5000人が石見銀山を訪れるとの予測を示した。

2007年4月27日 無断転載禁止