石見銀山の世界遺産登録願いアジサイ植栽

観光客に美しい花を楽しんでもらおうと、日本アジサイを植える大田ロータリークラブ会員と県立農業大学校生ら
 世界遺産登録を目指す石見銀山遺跡を紹介する大田市大森町の石見銀山資料館で17日、大田ロータリークラブの会員と、同市波根町にある島根県立農業大学校の学生らが、登録実現を祈って日本アジサイを植栽した。同校の学生が今後、アジサイの刈り込みを担うとともに、銀山の学習を続ける。

 同クラブが、市内で学ぶ若者に石見銀山遺跡を身近に感じてもらうため、呼び掛けて企画した。

 この日は、同クラブの会員25人と同校の2年生25人らが参加。同資料館の裏庭に、同校花き専攻の学生が栽培したピンク、紫などの日本アジサイ25本を丁寧に植えた。

 これに先立ち、仲野義文・同資料館長(42)が講演。石見銀山が大航海時代の16世紀に欧州に知られ、産出銀は中国などとの国際貿易に使われた歴史を解説した。

 同クラブの谷本隆臣会長(58)は「世界遺産になる石見銀山を理解してほしい」と要望。同校園芸畜産科野菜専攻の吉川正紘さん(19)=出雲市=は「全国から訪れる人にアジサイを楽しんでほしい。また、石見銀山に世界的スケールを感じたので、ぜひ登録してほしい」と話した。

2007年5月19日 無断転載禁止