石見銀山特別展 「世界遺産」判断にかかわらず開催

 世界遺産登録を目指す大田市の石見銀山遺跡を情報発信する特別展「世界遺産へ-輝きふたたび石見銀山展」の第3回実行委員会が18日、出雲市内であった。6月下旬の世界遺産委員会の登録に関する判断内容にかかわらず、文化遺産の学術的価値を広く伝えることを再確認した。

 特別展は、遺産登録を目指す島根県と大田市、山陰中央新報社など8団体でつくる実行委員会が、出雲市大社町の古代出雲歴史博物館と大田市大森町の石見銀山資料館の2会場で、7月14日から9月24日まで開催する。

 会合では、石見銀山に対する国際記念物遺跡会議(イコモス)の登録延期の勧告について県が説明。修正の可能性もあるとし、実行委会長の藤原義光島根県教育長が支援を求めた。特別展は展示概要や規模に変更はなく、300点を展示する。

 前売り券(両館共通千円)は25日から両館や山陰中央新報社本社・総局・支社・支局、島根、鳥取両県のプレイガイドで販売を開始する。両会場を結ぶシャトルバスは平日は3往復、土・日・祝日と盆期間は5往復の運行を計画している。

 特別展の問い合わせは、県文化財課世界遺産登録推進室(電話0852・22・5642)。

2007年5月19日 無断転載禁止