石見銀山遺跡 3者の専門職員渡仏し説得戦略

 今年の世界遺産登録で、学術機関から「登録延期」勧告を示された大田市の石見銀山遺跡の価値を各国に理解してもらうため、文化庁と島根県、大田市の職員が、登録を所管する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の本部があるフランス・パリに向けて七日に出発する。

 渡仏するのは、文化庁記念物課の本中真主任文化財調査官、島根県教委世界遺産推進室の足立克己企画幹、大田市教委の大国晴雄教育部長の三人。七日午前に出発し、十日に帰国する見込み。

 三人は、登録の是非を最終判断するユネスコ世界遺産委員会での評価アップを目指し、構成国への働き掛けに向けてユネスコ日本政府代表部の近藤誠一特命全権大使を訪問。国内でまとめた追加情報を説明し、説得戦略や詰めの作業を行う。

2007年6月7日 無断転載禁止