世界遺産登録の市民説明会

石見銀山遺跡の世界遺産登録について説明を聞く大田市民たち
 大田市の石見銀山遺跡の世界遺産登録を喜び合う市民説明会が8日、同市大田町のあすてらすで開かれた。ニュージーランドを訪れ審議を見守った竹腰創一市長が、事前審査の逆境を覆しての劇的な登録を報告し、市民の支援に感謝した。

 竹腰市長は「厳しいイコモス(国際記念物遺跡会議)の勧告があったから喜びもひとしお。皆さんの願いが一つになり、立役者は市民」と感謝の弁。遺跡の魅力を生かすため世界遺産にふさわしい整備を進める姿勢を示した。

 市教委の大国晴雄教育部長は国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会の審議内容を報告。登録延期勧告に対し、近藤誠一ユネスコ日本政府代表部大使らの努力で巻き返しがなり、遺跡と自然が調和した姿が評価されたことを紹介した。

 集まった市民200人は、世界遺産登録まで11年間に及んだ市の尽力をたたえる拍手を送り、国際的に認められたオンリーワンの遺跡の地に住む住民として感動を共有していた。

2007年7月8日 無断転載禁止