ポルトガル国立古美術館館長が石見銀山視察

佐毘売山神社の解説を聞くダリラ・ロドリゲス館長(右端)=大田市大森町
 大田市大森町の石見銀山遺跡の世界遺産登録を記念して開催される「輝きふたたび 石見銀山展」に銀の装飾品を出品するポルトガル国立古美術館のダリラ・ロドリゲス館長が13日、同遺跡を視察。半世紀にわたる町並みや遺跡の保存運動から「過去を現在と未来につなげる形で世界遺産になっており、素晴らしい」とたたえた。

 ロドリゲス館長は、鉱山の神を祭る佐毘売山(さひめやま)神社や町並み保存地区の熊谷家住宅を見学。「石見銀がポルトガルにもたらされ銀器が作られたと思う」とロマンを膨らませながら、景色と町並みの美しさを絶賛し「こんなに特徴がある世界遺産は見たことがない」と注目した。

 ポルトガル国立古美術館は、同国で最も古い美術館。石見銀山展には、石見銀山が最盛期を迎えた大航海時代の16世紀から17世紀にかけて同国で作られた「船形香入れ」など銀の装飾品22点を出品する。

2007年7月14日 無断転載禁止