大田で銀の風夢まつりにぎわう

松江高専の学生に教わりながら間歩探索ロボットを操作する親子
 石見銀山遺跡の世界遺産登録記念イベントの「銀の風夢まつり」が十五日、大田市仁摩町の仁摩サンドミュージアムで開かれ、雨天にもかかわらず千三百人が訪れ、石見神楽などを楽しんだ。

 島根大田青年会議所(森山仁理事長)が、遺産登録を地域の活性化や産業振興につなげる狙いで企画した。

 屋外ステージでは同市長久町の土江子ども神楽団が、新たに出来上がった創作神楽の「金山姫銀山勧請」を上演した。演目は、石見銀山の安寧と発展のため、銀山奉行の家臣が鬼神と戦いながら、仙ノ山に金山姫命(かなやまひめのみこと)などを祭る物語。来場者は子どもたちの勇壮な舞を熱心に観賞した。

 一方、館内では松江高専電子制御工学科の学生と教官ら十人が、石見銀山の間歩(まぶ)内の写真撮影用に作った探索ロボットを公開。長男の龍聖君(6)=高山小一年=と操作を体験した同市祖式町の会社員佐々木睦美さんは「ロボットで坑道内を撮影する発想がユニークで面白い」と笑顔で話した。

2007年7月15日 無断転載禁止