世界遺産子どもデジタルアーカイブづくりへ

地域の子どもたちが石見銀山の魅力を発信する事業について協議する子どもチャレンジ実行委員会の委員ら=大田市大森町、石見銀山資料館
 世界遺産に登録された石見銀山遺跡の魅力を子どもたちに情報発信してもらう子どもチャレンジ実行委員会の初会合が十七日、大田市大森町の石見銀山資料館で開かれた。地元の小学生たちが子どもの視点で銀山を取材し、来年三月にDVDとウェブサイトで作品を発表することを決めた。

 島根大生涯学習教育研究センターの仲野寛教授らが企画した「世界遺産子どもデジタルアーカイブづくり」事業。地域学習のモデルとして独立行政法人・青少年教育振興機構が運営する「子どもゆめ基金」から六百二十五万円の助成を受ける。

 実行委員会には、同館の仲野義文館長ら十人が出席。仲野教授が「子どもたちの石見銀山への関心を高めてもらうとともに、児童たちの取り組み自体も国内で他の遺産候補を持つ地域の教材にしたい」と事業の意義を説明した。

 同委員会では今後、石見銀山エリアの大森小や温泉津小など五つの小学校から事業に参加する児童を募集。九月から十二月末まで取材を進める。また、子どもたちが活動しやすいよう、地元住民やガイドらによる協力隊を設ける。

2007年7月17日 無断転載禁止