準決勝・境3-0倉吉北

▽準決勝
倉吉北 000000000|0
  境 00020100×|3

【準決勝・境-倉吉北】4回裏境2死一、二塁、山本の左翼線適時打で、1-0と先制する=米子市民球場
 (倉)篠塚、宮里-奥山
 (境)山本-赤山斉
 ▽本塁打 赤山斉(境)
 ▽二塁打 畑中(倉)
 ▽暴投 篠塚(倉)
 ▽試合時間 1時間41分


 【評】境が下位打線の集中打で主導権を握り、投げても主戦山本が完封。9年ぶりの決勝進出を決めた。

 境は四回、二死から赤山斉、榧野の連打で一、二塁とし、山本の左越え適時二塁打で1点を先制。さらに暴投で三走が生還。六回には赤山斉が左中間へソロを放ち、倉吉北の反撃ムードをそいだ。

 倉吉北は先発篠塚が制球に苦しみ、コースが甘くなったところで集中打を浴びた。長打力のある打線も湿りがちで、3度の得点機を逃し、甲子園連続出場の夢はついえた。


 境・山本、投打にチームけん引
 ○…昨夏覇者の倉吉北を破った原動力は、エース山本の投打にわたる活躍だった。

 直球とスライダーを丁寧に投げ分ける制球重視の投球。倉吉北打線は序盤、カウントを取りにくる変化球を狙ったが、山本は裏をかいて直球主体の組み立て。強力打線のペースを狂わせた。

 非凡なセンスは打撃でも発揮。四回に迎えた二死一、二塁の先制機。前の打席は直球で三振を喫したのを振り返り「相手は三振を取った球で攻めるはず」と倉吉北・篠塚の心理を分析。初球を鮮やかに左翼にはじき返す先制打を生んだ。

 今大会は3試合を一人で投げ抜き、失点はわずか1。「疲労はあるが、あと一戦、気力で投げ抜く」と完投を誓った。

2007年7月26日 無断転載禁止

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