温泉津小で竹楽器作り 「全国雑木林会議」プレ企画

竹を利用した楽器作りに取り組む温泉津小学校の児童たち=大田市温泉津町、同校体育館
 10月に大田市で開かれる「全国雑木林会議石見銀山大会」のプレ企画として11日、同市温泉津町の温泉津小学校で、児童たちが同大会のオープニングで演奏する竹楽器作りに励んだ。

 同大会は「石見銀山 世界遺産を守る森づくり」をテーマに、大田市のNPO法人・緑と水の連絡会議(高橋泰子理事長)が主催。はびこる竹を伐採し、遺跡が見える景観を取り戻す仕組みづくりなどを協議する。

 温泉津小学校は昨年から同会議と協働し、遺跡内で竹の子を掘る活動などを実践している。今回は、竹の有効利用を目的に楽器作りに挑んだ。

 集まった4-6年生36人や同会議の会員らは、広島県竹原市のNPO法人・竹夢楽団の佐渡泰理事長(44)らに教わりながら、しの笛と打楽器のクロンプット、マリンバを製作した。

 竹筒の切り口をたたいて音を鳴らすクロンプットづくりで、児童たちは竹の節を抜き、切断面を磨く作業を担当。

 チューナーで音程を測りながら、同会議の会員らに竹の長さを調整してもらい、組み立てた。6年の坂根悠菜さん(12)は「筒の長さによって音が違うのが、不思議で面白い」と笑顔だった。

2007年8月13日 無断転載禁止