銀で輝く人と町 世界遺産登録に沸く

間歩 600以上あるとされる間歩の中で現在公開されている龍源寺間歩。見学コースになっている全長237メートルの内部では、無数の小さな坑道と壁面に残るのみの跡が当時を物語る=写真はいずれも大田市大森町
町並み 武家、商家、社寺など昔のたたずまいを残す大森町の町並み保存地区。世界遺産登録の吉報を聞き付けた多くの観光客が終日行き交う
貴重な資料展示 代官所跡を利用し、銀採掘や銀鉱石など貴重な資料が展示されている石見銀山資料館。中世からの銀山の歴史を学ぶことができる
ガイドの会 石見銀山の歴史などを解説する石見銀山ガイドの会のメンバー(中央)。観光客の質問に丁寧に答えてくれる
看板 世界遺産の文字が誇らしげに掲げられた五百羅漢。散策を楽しみながら看板の前で記念写真を撮る観光客の姿も
 中世から近世にかけ世界屈指の銀鉱山として栄えた大田市の石見銀山遺跡が、世界遺産に登録された。緑に囲まれた仙ノ山の銀山地区には往時をしのばせる多くの間歩や精錬場跡などの遺跡が残り、十七世紀初頭の武家屋敷などが軒を連ねる大森の町並みが、当時の隆盛を伝える。

 世界遺産登録に沸く石見銀山遺跡を一目見ようと、町は観光客でにぎわいを増す。駐車場と龍源寺間歩などを結ぶシャトルバス(有料)も超満員でフル回転。案内をするボランティアのガイドたちの表情も喜びで輝く。

2007年8月15日 無断転載禁止