銀山街道ウオーキング弁当メニュー 古文書基に3品考案

銀の輸送責任者「宰領」の食事を現代風にアレンジしたメニュー作りに取り組む、銀山街道を訪ねる会の会員たち
 飯南町の「銀山街道を訪ねる会」が、街道ゆかりの味を再現しようとこのほど、銀の輸送責任者「宰領」などが食した献立を現代風にアレンジした調理教室を開き、今秋開かれる「銀山街道ウオーキング」で参加者に提供する弁当メニューを検討した。

 同会は、銀山街道を生かした町づくり活動を展開。これまで、前身のアクト3赤名がタイの刺し身、特産のヤマトイモを使ったわん物、イノシシ肉の甘辛煮など、現代風の味を再現した。

 今回は、十月七日に開かれるウオーキングで、街道ゆかりの味を披露しようと、参加者に出す弁当作りが目的。隣接する三次市吉舎町に残された古文書などを基に、宰領のほか、一八一一年に測量で訪れた伊能忠敬が三次市布野町で民泊した際のメニューも参考にした。

 調理教室は、同町野萱の来島保健センターであり、会員十人が参加。郷土料理研究家を講師に、おにぎりやサツマイモのレモン煮のほか、山鳥の焼き鳥を土佐揚げにし、現代風のメニュー三品を仕上げた。彩りや弁当に入れやすいサイズ、保存効果なども話し合った。

 今後さらに数品の料理を作り、弁当メニューに加えることにしている。

▽史跡散策の参加者募集

 飯南町教育委員会は、石見銀山の世界遺産登録を受けて、十月七日に初開催する「銀山街道ウオーキング」の参加者を募集している。

 コースは、町内を約十キロにわたって貫く銀山街道のうち、美郷町境の境木標柱(飯南町下赤名)から赤名農村環境改善センター(同)までの四キロ。地元の銀山街道を訪ねる会のメンバーらの案内で一里塚、馬頭観音、赤名宿などの関連史跡を巡り、秋の銀山街道散策を楽しむ。

 当日は、午前九時半から道の駅・赤来高原(同)横の町民グラウンドで出発式を行い、スタート地点までバスで移動する。昼食は、街道ゆかりの味を再現した弁当。参加賞として街道紹介マップも贈る。

 募集人数は先着二百人。参加料は千円(保険代含む)。郵便振替付き用紙で申し込む。問い合わせは同町教委(電話0854・72・0301)。

2007年8月22日 無断転載禁止