銀山観光客もてなし料理 大田の食材ふんだんに

試作した創作料理に自信を見せる、片地六治郎会長(右)ら石見銀山郷土料理研究会の会員たち
 石見銀山遺跡の世界遺産登録を記念し、来訪者をもてなす料理の考案に取り組んできた石見銀山郷土料理研究会が3日、大田市大田町のサンレディー大田で会合を開き、創作料理の最終的な献立を決めた。10月5日に市内で完成発表会を開く。

 同研究会は登録を機に増加が予想される観光客に、大田の食材を生かした料理を楽しんでもらおうと、市内で懐石料理店を経営する片地六治郎さん(66)らが昨年4月に結成。著名な和食の料理職人らを招いた研修会で献立を提案してもらい、アレンジを加えた。

 決まった献立は、無名院(むみょうい)弁当と、コース料理の無名院膳(ぜん)。弁当は、ちらしずしや穴子の焼き、軍鶏(しゃも)照焼煮など、9品からなる。膳は、芋代官にちなんだサツマイモのスパークリングジュースや、ジャガイモなどの酢の物の鉱石あえ、アマダイの焼き目ずしなど、11品で構成した。

 この日、会員は片地会長の指導を受けながら、試作した料理の味を確かめた。片地会長は「自信作ができた。お客さんの反応が楽しみ」と笑顔で話した。

 弁当は9月末から、大田市三瓶町の国民宿舎さんべ荘で試験的に販売。膳に選ばれた料理は、会員の調理師らが自らの飲食店で提供し、市内の公民館で主婦らに作り方の指導も行う。

2007年9月4日 無断転載禁止