全国雑木林会議あす大田で開幕 講演や銀山遺跡見学も

 里山保全や雑木林の価値について考える、第十五回全国雑木林会議「石見銀山大会」が六、七の両日、大田市で開かれる。環境と共生した産業遺跡として世界遺産に登録され、石見銀山遺跡の注目が高まる中、市民参加の森づくり活動を進めようと、講演や遺跡見学会などの多彩な催しがある。

 「石見銀山-世界遺産を守る森づくり」をテーマに、NPO法人・緑と水の連絡会議などが、島根県内で初めて開く。

 六日は三瓶ダム公園で開会式後、石見銀山資料館の仲野義文館長が「たたら製鉄と石見銀山を支えた里山の環境歴史学」と題して講演。

 石見銀山の森林の現状と課題で質疑応答する分科会や、広葉樹文化協会の岸本潤会長を講師にした、現地ガイドと市内を回る吟行ツアー、里山放牧などの見学会がある。

 七日は、同町のホテルで獣害の現状を考える分科会があり、大田町の大田職業センターでは、竹材を有効利用した実用事例を報告。銀精錬に用いた灰吹法などの体験コーナーも設ける。大久保や釜屋間歩など、石見銀山遺跡の見どころを案内する見学会もある。

 講演や分科会は、参加自由で無料。見学会は申し込みと参加費が必要。問い合わせは、同連絡会議(電話0854・82・2727)。

2007年10月5日 無断転載禁止