御取納丁銀はがき好評 銀山PRへ有志が製作

発売され、好評を博す御取納丁銀はがき
 石見銀製の丁銀をかたどった「御取納(おとりおさめ)丁銀はがき」が、大田市大森町の町並み保存地区にある石見銀山大森郵便局横で、観光客向けに販売され好評。はがきを企画した有志は国内はもとより、海外にも土産物として郵送してもらい「世界遺産に登録された石見銀山遺跡を知り、来訪を促すきっかけになれば」と意気込む。

 同市大田町で釣具店を経営する林常彦さん(53)が大森にふさわしい土産物を作ろうと考案。フィギュアの原型を作る造形師の片山浩さん(39)=同市川合町=が製作した。

 御取納丁銀は、戦国武将の毛利元就が正親町(おおぎまち)天皇の即位式の費用を献上した際、石見銀山の銀で特別に鋳造した。

 はがきはインパクトがあるよう実物の2倍。長さ30センチ、幅11センチのプラスチック製で、裏に和紙が張られている。価格は1枚1260円。別途、切手代として240円が必要。旅の記念に郵送すれば、同局の消印が押される。3000枚を製作した。売り上げの一部は大森幼稚園に寄付される。

 林さんは「意外性と面白さを狙った贈り物として考えた。大森の町を盛り上げるシンボル的な商品となるよう広めたい」と意欲を燃やす。

2007年10月19日 無断転載禁止