「銀の道ウオーク」開会式

文化庁の大西珠枝文化財部長(右)のあいさつを聞く「銀の道ウオーク」の参加者たち
 石見銀山遺跡の世界遺産登録を記念し、大田市を中心に開催されている「銀の道ウオーク」の開会式が28日、大田市大森町の石見銀山駐車場であった。世界遺産登録後に就任した文化庁の大西珠枝文化財部長らも、現地視察に合わせて来県。秋晴れの中、参加者は石見銀山の歴史と魅力を体感した。

 自然と共生する同遺跡の特徴について理解を深め、文化財保護を促進する狙いで文化庁が主唱。今月14日から県と大田市、美郷町でつくる実行委員会が開催している。

 この日は、県内はもとより大阪や福岡から訪れた170人が参加。大西部長は開会式で「登録への道のりは大変厳しかったが、世界遺産に認められとてもうれしい。歴史と文化を満喫しウオークを楽しんで」とあいさつし、遺跡への理解が深まることを期待した。

 竹腰創一市長も「戦国時代、東西貿易を発展させた石見銀山のダイナミックな歴史に思いをはせてほしい」と歓迎。参加者は同市の銀山街道・鞆ケ浦道(12キロ)と温泉津沖泊道(14キロ)、美郷町の尾道道・やなしお道(10キロ)の3コースに分かれ、石見銀山ガイドの会の会員の解説を聞きながら、戦国時代から江戸時代、銀が運ばれた街道をゆったりと歩いた。

2007年10月28日 無断転載禁止