松江で第7回島根県NIEセミナー

実践発表をする出雲市立平田小学校の岡利行教諭
 新聞を学校教育の教材として活用するNIE活動への理解の深まりと、指導者の育成を目指した「第7回島根県NIEセミナー」が10日、松江市殿町の県民会館であった。学校や新聞社の関係者ら約30人が参加し、実践報告や事例発表を通して活動の輪を広げた。

 実践発表では出雲市立平田小学校の岡利行教諭が「新聞を使った人権教育」と題して報告。「情報を適切に判断できる子どもを育てるためには、新聞記事が最もふさわしい」と話し、松本サリン事件の記事を「批判的」に使った取り組みを紹介した。

 岡教諭は同事件で、定かでない情報が混在した記事により、会社員の男性が犯人として疑われた記事を教材に使用。伝聞や推定で書いた部分を見つけ、記事を読み直す活動を報告した。

 事例発表で出雲市立檜山小学校の松浦和之教諭が、本紙10月18日掲載の「教育がかわる・現代っ子の徒競走」について、親子に意見を求めた取り組みを紹介した。

 講演では勝部昭元県教育次長が「石見銀山-世界遺産登録への道」と題して話した。

 県NIE推進協議会が県内の小中学校を対象に行った「第3回わがまち新聞コンクール」の表彰式もあり、小学校の部で最優秀賞に輝いた松江市内中原小4年の斉藤瑞生君らに賞状が贈られた。

2007年11月10日 無断転載禁止

こども新聞