国史跡追加指定 銀山街道一部0・25ヘクタール

 国の文化審議会は16日、地下の弥生博物館と呼ばれる青谷上寺地遺跡(鳥取市青谷町)と、戦国期城館の威容を伝える若桜鬼ケ城跡(鳥取県若桜町)を、新たに国史跡に指定するよう、文部科学相に答申した。今夏、世界遺産に登録された石見銀山遺跡(大田市)の銀山街道の一部約0.25ヘクタールの追加登録も盛り込んだ。

 世界遺産・石見銀山遺跡で国史跡に追加指定を受けたのは、石見銀山街道の一部約0.25ヘクタール。指定範囲は約387.37ヘクタールに拡大し、08年1月に告示される。

 追加指定は、石見銀山と日本海を結ぶ最短距離の経路だった「石見銀山街道鞆ケ浦(ともがうら)道」のうち約0.15ヘクタールと、銀の搬出だけでなく、まきや炭などの物資を運ぶ幹線道だった「石見銀山街道温泉津沖泊道」のうち約0.10ヘクタール。

 7カ所の市道などで構成され、追加指定の延長は鞆ケ浦道の772メートル、温泉津沖泊道が470メートル。告示後の総延長はそれぞれ、4.1442キロ、6.8546キロとなる。

 同遺跡は1969年に国史跡となり、2002年から05年までに3回追加指定されている。


2007年11月17日 無断転載禁止