大田の銀山遺跡で森づくり奉仕活動

コナラなどの苗を植栽する山陰合同銀行の行員ら
 世界遺産に登録された大田市大森町の石見銀山遺跡で17日、山陰合同銀行の行員ら60人がボランティアで広葉樹の苗1000本を植栽し、自然と共生する遺跡の維持にさわやかな汗を流した。

 県民参加の森づくりを進めるために県が創設した「しまね企業参加の森づくり制度」の第1号として、同行が昨年11月、県などと調印した森林保全活動の協定書に基づき実施した。

 同町のふれあいの森公園駐車場に集まった参加者に、同行大田支店の新田能久支店長(51)が「石見銀山遺跡と自然を後世に引き継ぐ手伝いをしよう」とあいさつ。

 一行は、石見銀山世界遺産センターの背後にある仙ノ山の斜面に登り、大田市森林組合や県の職員に教わりながら、7月に低木を刈り取った跡に山桜やシバグリ、アラカシ、コナラの苗を丁寧に植栽。大きく成長するよう祈った。

 植林は、石見銀山遺跡の玄関口となる同センター周辺の景観保全にもつながり、一帯の15.2ヘクタールを同行が借りて森づくりを担う。

2007年11月18日 無断転載禁止