(64)ホシハジロ 赤い目光る“潜水名人”

湖面をスイスイと泳ぎ回るホシハジロの雄=松江市秋鹿町沖の宍道湖
 初冬の宍道湖北岸(松江市秋鹿町)。早朝、岸辺から沖を望遠レンズで眺めると、ホシハジロの群れが湖面にゆったりと浮かんでいた。

 ホシハジロはカモ目、カモ科。体長約45センチ、河川や湖沼に生息する冬の渡り鳥だ。雄は頭が赤褐色で、目が赤いのが特徴。北ヨーロッパとアジアで繁殖する。

 餌は水生植物を好むが、「潜水ガモ」の異名の通りエビやカニなどの甲殻類も潜って捕まえる。

 カメラの方にスイスイと泳いできた。赤い目が日差しを受けよく見える。口をつむぎ湖にゆったりと浮かぶ姿は、堂々とした大人の男性のような雰囲気を漂わせる一方、なんだかこっけいにも感じられる風ぼうだ。ファインダーに収めた瞬間、いきなり水中に潜った。

2007年12月3日 無断転載禁止