国際貿易思いポルトガル料理 銀山遺跡講座で教室

クララ・ペイショート総料理長(中央)に教わり、ポルトガルの伝統料理を作る受講生ら
 世界遺産に登録された石見銀山遺跡を学ぶ講座の一環で、ポルトガル料理教室がこのほど、大田市大田町のサンレディー大田であった。市民が同国の伝統料理に舌鼓を打ちながら、戦国時代後期から桃山時代にかけ、石見銀がポルトガルとの国際貿易に活用された歴史に思いをはせた。

 サンレディー大田では、毎月一回、石見銀山資料館の仲野義文館長を講師に石見銀山講座を開催中。今回は、同市仁摩町で通訳業などを営む和上陽子さんの知人で、大阪市のレストラン・ポルトガリアのクララ・ペイショート総料理長を招き、料理教室を開いた。

 教室には、石見銀山ガイドの会の会員や受講生二十六人が参加。ペイショートさんに教わりながら、ポルトガルで国民食とされるバカリャウ(干しタラ)の小さなコロッケと、豚とアサリのアレンテージョ風を調理。「ほくほくしてタラがおいしい」などと堪能した。

 ペイショートさんは「両国のゆかりは古く、みんなで料理を楽しむのは、有意義。歴史はもとより、文化でつながりを深めるといい」と笑顔で話した。

2008年1月5日 無断転載禁止