石見銀山で落石防止工事スタート

落石を防ぐ仮設防護柵の建設が始まった市道銀山線=大田市大森町
 世界遺産に登録された大田市大森町の石見銀山遺跡内の市道銀山線沿線で4日から、落石を防止する仮設防護柵の建設工事が始まった。これに伴い、観光坑道として唯一公開している龍源寺間歩を20日まで閉じる。

 昨年12月に落石が見つかった個所を含め、福神山間歩から新切間歩までの市道沿線のうち、110メートル区間で、仮設防護柵を建設。高さ4メートルのH鋼を1.5メートル間隔で立て、鋼材を溶接する。

 4日からの工事期間中、地元住民以外は、人も車両も全面通行止め。初日は作業員が沿線の斜面の竹を除去する作業などにあたった。20日まで、要害山東側斜面の落石危険個所で、詳しく地表を調査。結果に基づき、本格的な安全対策工事の工法などを決め4月以降に着工する。

 一方、龍源寺間歩では昨年9月に坑内で石の崩落が発生しており、工期中、専門業者が坑道内の安全点検と調査をする。路線バスは、清水寺前駐車場で折り返し運転する。

 

2008年2月4日 無断転載禁止