石見銀山募金委設立へ顧問会議 保全計画など意見交換

 石見銀山遺跡の保全活動を寄付金を募って民間で後押しする「石見銀山基金募金委員会」の設立に向けた顧問会議が6日、松江市殿町のサンラポーむらくもであった。12人の顧問と、準備委員会(会長・寺戸隆文大田商工会議所会頭)のメンバーやアドバイザーの島根県、大田市の担当者らが、遺跡の保全計画と寄付金集めについて意見を交わした。

 計画では、世界遺産に登録された同遺跡を保全・活用し、未来に伝承するための財源確保が必要とし、設立予定の同委員会が個人や企業、団体に呼び掛け、大田市が管理・運用する石見銀山基金に寄付を募る。寄付金は、第三者機関の審査を受け助成事業に役立てる。

 会議には顧問として島根県の澄田信義前知事、県商工会議所連合会の丸磐根会頭ら県内企業や団体の代表12人が出席。計画に賛同しながらも「基金の使い道の透明性をもう少し高めるべきではないか」などの注文が上がった。

 基金の目標額は3億円。街道や石垣の修繕、石見銀山における環境型交通システム整備などの事業を計画している。今月28日に同委員会の設立総会を開き、3月以降に募金活動を始めたいとしている。

2008年2月7日 無断転載禁止